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【松江】「古文書を楽しむ会」

「古文書を楽しむ会10月例会」随時会員募集
講師:松本美和子先生(元宍道町史編纂室専門員)

と言う記事を「松江市報」で見たのが、来松2日目。他にも色々ありましたが、何となくこれに惹かれて・・・ブログが出来ないし、つれづれなるままに電話したのが7日目、10日目の朝、JR松江から2駅先の玉造温泉駅へ行ってみたのです。わたし思い立ったらろくに情報も集めず行動し始める軽挙妄動型です。おかげで、これまでも色々ありましたが、今回も。驚いたのはこんな事です。箇条書で述べますと。

①会場の玉湯公民館に入ると、受講者15名のうち、女性は私を含めて3人だけ、残りはかなり年輩の男性のみで、文章教室とはちょうど性比が逆になっています。まずこれに、ショックを受けてしまいました。女性2人が、休憩時間にお茶を汲んでいるのも、大阪から来ると男性優位の印象を強めます。

②15、6枚のコピーを渡され見ると、90%以上は読めません。
クイズや暗号は好きで、アラビア語だって謎解きのようなものですが、
江戸時代の達筆な草書ほど難解ではありませんでした。
まさにロゼッタ石を前にしたフランス遠征隊の心境でしたね。

内容は、不昧公(藩主・松平治郷)が玉造温泉に滞在した際の受け入れ側の記録と、「飢饉時に食いつなぐ方法」とか、郷土史に密着した文章なので、土地の皆さんには特に興味深いもののようです。隣の男性は、ノートにびっしりと訳文を書いて来ていて、当番の発表、講師の評とつき合わせています。熱心かつ和気あいあいのやり取りが飛び交います。

初めての私に、若い女性講師も、左右の男性も親切に接してくれ、できることなら続けたい、いい雰囲気だったのですが、

なにぶん引っ越し早々だし、通うのに遠いし(この2つは初めから分り切っていましたが)「楽しむ」までには基本の基本が不足しているので少し準備期間がいるようです。その日は先生に「3回だけやってみます」と言ったものの、数日後入会申込書が送られてきた際、よく考えて、お断りの返事をしました。

③戦火を免れたせいか、松江市には古文書が多く残っていて、こういう会は他にもいくつかあるようです。私が行った玉湯のほか各公民館、市立と県立の図書館でも行われているとか。後から知ったことです。そうと分っていたら、何も遠くまで出かけたりしなかったものを。(OOの後知恵ですね)

④もっとも、悪い事ばかりではありません。たまたま、地元のCATVが取材に来ており、インタヴューを受けたのは老練の男性だけでしたが、夕方のニュースを見ると、何と、かがみこんでキッと文書をにらんでいる私の真剣な(こんな顔をしたのは高校の時以来でしょう)横顔がアップで映り、その後も鋭い視線を黒板と手元の文書に走らせる姿が何度も出ています。(初めに案内されたのが、前から2番目の席でしたから、どうやら仕組まれた罠?ですね)同じ映像が、午後6時から深夜まで毎時、放映されていました。TV初出演?に、その晩は興奮して寝付けませんでした。

⑤ちなみに、この字は「こもんじょ」と読むんですね。私は、申し込みの電話でついうっかり「こぶんしょ」と言ってしまいました。それだけで、門外漢であることはバレていましたね。ああ恥ずかしい。
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コメント
 
 
 
Unknown (kazukokawzmoto)
2007-10-14 22:32:59
穴道湖はしじみがよく取れるところ。
出雲神社にお参りして、玉造温泉で泊まって、青春キップでゆっくり旅したのです。4人組で楽しい思い出の場所がでてきて懐かしいです。
 
 
 
しんじこ(宍道湖)の七珍 (Bianca)
2007-10-15 20:23:15
川本さん、こんばんわ。
仲良し4人の旅、楽しかったでしょうね。
宍道湖はシジミのほかにも白魚やうなぎなど、7つの美味しい食べ物が取れるそうです。
青春切符を利用して今後も各地への旅のレポートをお待ちしています。
 
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