映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
松江映画事情
島根県は全国一である。
どんな面で?映画館の数の少なさで。
かつて東京から大阪に越してきた時、映画を見る機会が10分の1に減ったと思ったが、大阪から島根へ越してからは、東京の200分の1の感じだ。もっとも、松江の人口は19万(県全体でも70万!)しかなく、計算上、それくらいが順当かも。
いま、市内の常設映画館は「SATY松江東宝」一館のみ。これは由緒ある映画館で、戦前、旧制松江高校生がマントにゲタ履きで切符を買っている写真を見たことがある。シネコンなので5スクリーンあるのだが、こちらの食指をそそるものは、2、3ヶ月に一本あるかどうか。
しまね映画祭はこの事情を踏まえた県独自の試みで、県下11市町村で9~11月に催される。
松江市の上映会場は
1.テルサ(勤労者総合福祉センター)・・・・
「濹東綺譚」「暗夜行路」「めぐみ」「蜂の巣の子供達」「我青春に悔なし」
2.島根県民会館・・・「バベル」「太陽」「街のあかり」
3.プラバホール・・・「ベルナの尻尾」
4.松江スティックビル・・・「踊れグローズヌイ」
5.メテオプラザ・・・「不都合な真実」「おかしな奴」
6.県立美術館・・・「モンパルナスの灯」「モディリアーニ」
と、色々なハコモノが代役を務めている。
先日はJRとバスで片道2h近くの米子(鳥取県)に行った。
見たのは「グッド・シェパード」「エディット・ピアフ」つまり、
この程度でも松江の守備範囲外なのだ・・・
こういう事情で、映画の鑑賞が減る事は避けられないが
しかし<ON DEMAND>でビデオは見られそう。
どんな面で?映画館の数の少なさで。
かつて東京から大阪に越してきた時、映画を見る機会が10分の1に減ったと思ったが、大阪から島根へ越してからは、東京の200分の1の感じだ。もっとも、松江の人口は19万(県全体でも70万!)しかなく、計算上、それくらいが順当かも。
いま、市内の常設映画館は「SATY松江東宝」一館のみ。これは由緒ある映画館で、戦前、旧制松江高校生がマントにゲタ履きで切符を買っている写真を見たことがある。シネコンなので5スクリーンあるのだが、こちらの食指をそそるものは、2、3ヶ月に一本あるかどうか。
しまね映画祭はこの事情を踏まえた県独自の試みで、県下11市町村で9~11月に催される。
松江市の上映会場は
1.テルサ(勤労者総合福祉センター)・・・・
「濹東綺譚」「暗夜行路」「めぐみ」「蜂の巣の子供達」「我青春に悔なし」
2.島根県民会館・・・「バベル」「太陽」「街のあかり」
3.プラバホール・・・「ベルナの尻尾」
4.松江スティックビル・・・「踊れグローズヌイ」
5.メテオプラザ・・・「不都合な真実」「おかしな奴」
6.県立美術館・・・「モンパルナスの灯」「モディリアーニ」
と、色々なハコモノが代役を務めている。
先日はJRとバスで片道2h近くの米子(鳥取県)に行った。
見たのは「グッド・シェパード」「エディット・ピアフ」つまり、
この程度でも松江の守備範囲外なのだ・・・
こういう事情で、映画の鑑賞が減る事は避けられないが
しかし<ON DEMAND>でビデオは見られそう。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
« 【映画】松ケ... | 【映画】暗夜行路 » |
20分の1となると劇場でみる機会も減りますよね。
よくよく考えてみれば東京周辺は映画鑑賞には困らない場所なんだなぁと再認識しました。
ところで、月末に仕事で広島へ行く予定だったのですが、中止になってしまいました。
週末に予定していたので休日を利用して、出雲や松江観光もいいなと思ってたのですが残念です。
松江=パリ説で喜ばせて下さったのですが、肝心の映画的な環境がこの通りで…。地理的孤立と人口の少なさはどうしようもなく、資本主義ではこうなると言うことでしょうか。
松江で上映される映画はだいたい優等生的な傾向がありますが、永井荷風原作の「濹東綺譚」を選ぶあたりはちと退廃の気配がただよいます。昔は遊郭のあった町ですので、その土壌は十分あったかも知れません。あるいは、昔の作品なので、何でもOKということか。山本富士子って、顔が大きすぎて私の好みには…なんですが、五社協定を破り独立した勇気は十分なので尊敬しています。
そうなんです、東京に、文化が一極集中していることを、24年間、その恩恵を受けている間はあまり意識していませんでしたが、一旦そこを離れると、よくわかりました。空気のように当たり前に享受していましたから。おや、週末、広島に来られる予定でしたか。でも、どういう風に来られますか?(と、まだ車を持たないもので、すぐ、そういう心配をしてしまいます。)今、こちらは木々の紅葉が進み、赤と緑の対照が鮮やかで、JTさんのように写真の腕がよければなぁと、残念に思いながら、公園を歩いています。
文化が一極集中している恩恵受けております。
日本で上映される映画は、好む、好まざるに関わらず全て観る事が出来る。国会図書館に行けば、日本で発行された本(雑誌も、新聞も)は全て読める。
この後も生涯東京に住みますのでホント恩恵に感謝したいのいですが、地価はお高いです。
物価はそれほど変わらないと思いますがいかがでしょうか??
Biancaさん、ご覧になった作品のレビュー楽しみにしておりますね。