映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
頭の中は広い
ポワロのお得意の文句は「灰色の脳細胞」だが、
私もそのお陰でシリアの生活を乗り越えることが出来た。
自分で持てる15㎏の荷物を1個だけ、まるで難民のような支度で出掛けた。
片田舎に住んで、映画は年に1本見られるかどうか。
文藝春秋と家庭画報が1冊ずつあったので、2年の間に表表紙から裏表紙まで読んだ。
どこから知的刺激を得ようか、結局自分の頭の中しかないと思い、これまでに見た映画をありったけ思い出してみた。32才当時は見たのは精々百あまり(今は七千を超す)。また百人一首も思い出して見たが、これは今も同じ、七十あまりでおしまいになる。
南アの収容所で無刺激房に入れられた女性の手記に、色々なことばやモノを思い出し、敷衍して、気が狂うのを防いだとあった。
漱石の「三四郎」に「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より頭の中の方が広いでしょう」というセリフが出てくる。最近ブログを書きながら思い出を辿っていると、たしかに頭の中は自分でもわからないほど広いように思える。
「女性の獄中記」17‐6‐24
「三四郎」8-7-30
私もそのお陰でシリアの生活を乗り越えることが出来た。
自分で持てる15㎏の荷物を1個だけ、まるで難民のような支度で出掛けた。
片田舎に住んで、映画は年に1本見られるかどうか。
文藝春秋と家庭画報が1冊ずつあったので、2年の間に表表紙から裏表紙まで読んだ。
どこから知的刺激を得ようか、結局自分の頭の中しかないと思い、これまでに見た映画をありったけ思い出してみた。32才当時は見たのは精々百あまり(今は七千を超す)。また百人一首も思い出して見たが、これは今も同じ、七十あまりでおしまいになる。
南アの収容所で無刺激房に入れられた女性の手記に、色々なことばやモノを思い出し、敷衍して、気が狂うのを防いだとあった。
漱石の「三四郎」に「熊本より東京は広い。東京より日本は広い。日本より頭の中の方が広いでしょう」というセリフが出てくる。最近ブログを書きながら思い出を辿っていると、たしかに頭の中は自分でもわからないほど広いように思える。
「女性の獄中記」17‐6‐24
「三四郎」8-7-30
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