薬指と人さし指

毎日新聞の「Dr北村が語る現代思春期」にこんな記事があった。

　多くの男性は女性に比べ、人さし指が薬指より短いことが以前から指摘されていました。それを裏付けたのが、イギリスの心理学者ジョン・T・マニング博士が著した｢二本指の法則｣(早川書房)です。この研究によれば、胎生期に男性ホルモンの代表であるテストステロンを多く浴びると人さし指よりも薬指が長くなって｢男性脳｣の傾向を示すというのです。（2020年3月23日毎日新聞）

「男性脳｣と言えば「話を聞かない男～」の付録テストで、私はかなりの男性脳だった。そこでさっそく自分の指を測ってみると２ｄ：４ｄ(人さし指：薬指）の比が0.97になることが分かった。男性の平均値 0.96に近い。北村博士は逆で1.01だそうだ。

　小学校のころ、たいくつな授業中に左手の3本指を眺めていると、それが三姉妹に見えて来た。中指が長女、薬指が二女、人さし指が三女で年の順に短くなっている。昔から、私の薬指は人さし指より長かったのである。

幼いころから冒険好きだったことや、遊びの中でも兄姉をリードしていたことを思い出すと、確かに｢二本指の法則」に当てはまっている。

→「話を聞かない男、地図が読めない女」15-4-29

→「いそ(磯)」　　　11-10-3

→「道に迷う」　　　21-3-4

→「途中下車」　　  18-1-12