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さよなら 謝晋(シエ・チン)監督

朝刊によれば、中国映画界の重鎮・謝晋(シエ・チン)監督が、旅先の故郷・浙江省の
ホテルで亡くなったという。享年84。
長男で、同じく映画監督の謝衍(シエ・イエン)氏が59歳で肝臓がんで
亡くなってから2ヶ月しか経たないとか。

わたしは20年~15年位前「中国映画祭」にせっせと通っていたのと同じ頃、彼の作品もよく見ていた。

鑑賞日     
88/10/16   芙蓉鎮   (1987) 池袋文芸座
89/09/15   炎の女・秋瑾(1983) 千代田公会堂 
90/04/17   舞台姉妹  (1965) 三百人劇場
92/11/10   舞台姉妹  (1965)    〃
92/11/10   最後の貴族 (1989)    〃  
94/05/28   天雲山物語 (1980) 貸ビデオ
95/05/22   乳泉村の子 (1991)  三百人劇場
04/07/10   阿片戦争  (1997)  シネヌーヴォ九条

この中で日本で一番名高いのは「芙蓉鎮」だと思うが、同じく文化大革命を
描いた若い世代の作品と比較すると、大衆向けで感傷的なのがちと好みでない。
一番好きだったのは「舞台姉妹」。「越劇」と言うと、京劇と並ぶ中国二大伝統劇で、
女だけで演じていた時期もある。その劇団で出逢う二女性の長い愛憎の物語。
          

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