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お茶と騒音

JR松江駅近くの「Mr~~」と言うドーナツ屋に何ヶ月ぶりかに入ったが、うるさいのにあきれて、原因を考えてみた。

音楽はクラシックとは違い、テンポは速いが、大音量ではない。
客層は、バス・電車待ちの一人客が多いし、他の人もそう大声で喋っている訳でもない。マニュアル通りの店員の声が耳につくくらい。それらが合わさってひどい騒音に感じられるのは、狭い店舗にガラスを多用している設計自体が原因か。

折角ポットで出された紅茶だが、一杯目もそこそこに飛び出してしまった。
食器を返しつつ「ちょっと、この店うるさいわね」と言ったら、うるさいのはどっちだと言いたげな顔。「あのBGM止められないの」「すみません、出来ないことになっています」女店員は、奇妙な客の唐突な文句にひたすら「すみません」を繰り返すだけ。この分では絶対に経営者の耳には届かず、改善もしないだろう。そこでブログ上で私見を述べて見た。

外に出ると、いつもの静寂な松江の空が広がっている。
そういえば、この近くで先日、ガーガーという奇怪な大音響が夕方の空気を乱していた。駅前に「竹島かえれ島と海」と言う塔があるし、右翼の街宣車かと※思ったが、近づくと「ムクドリを追い払うためです」と言う断り書きの看板がある。

この二つから、コーヒー飲み放題のこの店は、長居されないように、巧妙な方法で客を追い払っている、つまりムクドリ扱いしているのだ、「ムクドリ」には「田舎者」の意味もあるし。そう思いついて愉快になった。

あるいは、そう感じるのは私だけで、皆この程度の音は平気なのか。
この頃、音や光が耐え難いほど強い刺激に思える、これぞ老化現象かな?

※10月12日、街宣車が10台くらい列を作って走っていた。今日は何の日だろう?

→「『かえれ』と『かえせ』」17-1-31
→「音が聞こえる」11-3-11
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (kazukokawamoto)
2008-10-01 21:20:34
静かな環境の良い松江にお住まいでいらしゃるためか。騒々しい喫茶では、落ち着かないものね。
大阪のドン真ん中はどこ入っても騒動しいもの、それに慣れてしまって、自分たちの仲間うるさいほど、おしゃべりするので周りは気にしない鈍感になってしまいました。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2008-10-02 23:49:31
kazukokawamotoさま
そうそう、松江に来てから、静けさにすっかり馴れてしまい、大阪の騒音を忘れていました。どんな店でも。連れがいると不思議と気になりませんが、それと別に、一人でもゆっくり楽しめる喫茶店がほしいです。昔はあったような気がしますが・・・少し料金を弾めば今もあるんでしょうね。
 
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