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ブログと冷や汗

パソコンで、いったん何か書いて送ると、しまったと思っても取り返しのつかないことが良くある。

去年の春ごろ、八木先生(egoiste)の「カタバミ」の写真に心を動かされ、
初めての感想を書いて送ると、一瞬の後、全く関係ない
「文楽」の記事の後に載っていた。

アッと驚き、見れば見るほど場違いなので、恥ずかしいやら悔しいやらで、
その晩は思い出しては寝つけず、次の日、昼寝から覚めると胃が痛み始めた。

もっとあとなら「あれっ、ごめんなさい」とかなんとか、二通目を送ってすましただろうが、
初心の悲しさ、自分なりに収拾をつけようと、「馴れないので、間違えたもので、
けして文楽を軽視しているわけではありません。できれば移動してください。」
という意味の弁解とおわびを、鍵コメといわれる非公開形式で送った。
しかし、移動はできないらしく、恥ずかしい失敗の記録は残ったままだ。

だが、つい最近、うれしい発見があった。
年月日と時刻の末尾についている小さな×印が何のためにあるか、ずっと分らなかったが、自分のコメントを削除するのに役立つということだ。

うれしくて、この一年に、生来の軽率ゆえ犯した数々の失言を消して回った。もし、まだ消し忘れがあったとしても、寛容なブログ所有者の方々は許してくださると思う。

 だが、人生においては、いったん口に出した言葉は削除できない。とくに、親子の間では注意が肝要だ。息子に殺された母親のニュースに、心の底から思う。
  
原題「綸言(りんげん)汗のごとし」
                     
文章教室 課題「汗」                
作成2006年7月09日 返却8月2日

【八木先生評】
ブログには迷惑書き込み(しかも外国からのもの)も多数あるので、気にすることはありません。×印も忙しいことです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
これを書いた頃は、他人のブログを読んではせっせとコメントを書いていました。
八木先生の「5分で始められる」という励ましや、2級友に刺激され、3ヵ月後に自分のブログを立ち上げたわけです。初期の初心さについて語るこの当時の私も結構ウブだった、と思っている今の私もいずれは・・・・。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (kazukokawamoto)
2008-10-05 08:17:52
ブログ立ち上げて3年7ヵ月。はじめは良く間違うし勘違いもする、書いてから気がつきます。*印が役にたつことを覚えて書いたり消したりします。
 
 パソコン歴8年目。前はネットのウエーブに書き込みや、声など入れて楽しんでいました。

 毎日新聞のまいまいクラブも面白い、愛好者の声がなまでわかり、本心が表れています。
参考にして、自分のブログを大切にします。
 
 
 
Unknown (おキヨ)
2008-10-06 01:40:33
あら、他人へ送ったコメント此方で削除できるんですか?これは嬉しい発見ですね。私も気をつけてみてみます。
私などブログ記事どころではなく生き方そのものがかなり恥ずかしいです。

口も悪いし、そのうち誰かに絞め殺されるのではないかと思いながら生きています^_^;
 
 
 
Unknown (Bianca)
2008-10-07 16:35:24
kazukokawamotoさま
パソコン歴9年、ブログ歴2年、このごろ面の皮が厚くなってきました。やはり私には無い理科系の才能を持っていらっしゃるあなただから、独学で突破できたのでしょうね。しかし、漢字を忘れたり、字が下手になったりは困ったものです。
 
 
 
おキヨさま (Bianca)
2008-10-07 16:38:14
削除ですが、exblogだと削除できます。googleは不可。
「絞め殺される」って・・・。私も、時々身近な男性に警告されることがあります。最近の日本のニュースでは小金をためた意地悪な老女が、引きこもりの孫とか甥などにと言う設定が頭に浮かびますが、貴女はそれに当てはまるのか・・・どうも、違うような気がします。
 
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