映画の感想など・・・基本的にネタばれです。
しづのをだまき
映画「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」
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ジョン・レノンと養母(クリスティン・スコット・トーマス)
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左より生母(妹)・養母(姉)・ジョン・レノン
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読書とクラシック音楽を愛する理知的な養母
英 2005 レンタルDVDで9月18日鑑賞 監督 サム・テイラー・ウッド 出演 アーロン・ジョンソン クリスティン・スコット・トーマス アンヌ・マリー・ダフ デヴィッド・モリッシー トーマス・サングスター
ビートルズのジョン・レノンの少年時代、ポール・マッカートニーやジョージ・ハリソンとの出会い、生みの母と育ての母との関係など。
原題は、中学の校長が説教する時に使った「そんな風じゃどこにも行けないぞ」と言う脅し文句だ。「つまり天才ってことだろう」と答えるジョンは自分に自信がある。
「ロックンロールとはSEXのことである」という生母がジョンに大いなる影響を与えている。生母と養母は姉妹で、どちらもジョンを愛してくれた。いわばマグダラのマリアと聖母マリアのような関係だ。
養母はクラシック音楽と読書を愛する責任感一杯の物堅い女性で、彼女なしには幼いジョンは生きていけなかっただろう。このクリスティン・スコット・トーマスには魅力があった。生母は大人になりきれない、感情に任せて生きる女性だが、音楽の感性はすごい。これがジョンに遺伝したのでは。
ジョンと初めて会った頃のポール・マッカートニーは14歳、可愛らしかった。
監督はサムという名前だが、女性である。(2012-8-20記)
映画が縁でアーロン・ジョンソンと結婚した。(21012-8-22記)
●クリスティン・スコット・トーマスの出る映画
→「赤い航路」11-3-23
→「サラの鍵」12-8-18
この監督の映画
→「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」15-2-18
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