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災害報道に夢中

地震発生から今日で6日目。同居者はずーっとTVにかじりついている。地震の直前にツタヤで借りたDVDはほったらかしだ。多くの人が相も変らぬTV報道に飽きて、ほかの気晴らしを求めているというのに。お喋りなことで有名なサウナの常連(60代)は、いつもは夫婦して趣味と実益のためやっている競艇が中止になったので、それでは本でも読もうかと今井書店に行って見たが、一冊2000円もするのに驚いて止め、TVのかわりにオレが喋ってやると言って迷惑がられているそうだ。ツタヤが2日目に「こんな時こそレンタルで」というCMをしたとかしないとかで、ツタヤは怪しからんとか、今後ツタヤからは借りないとか言うネット上の書き込みがあったが、レンタルが増えているのは確かではないか。

同居者のこの異常なまでの打ち込みようは、不幸が彼を引き付けるのかと思う。生母を5歳で失ったという生い立ちが、彼を海外ボランティアに駆り立てたわけであり、いつも自分の心の行く先に自分を必要とする不遇な人を求めているのだろう。(待てよ、私もそのひとりか?)

ところで、NHKの報道が変わったのが昨夕で、被災者からの救いを求めるFAXが寄せられていた。「4人でおにぎり1個、2人にバナナが一本しかない」大学の先生の、政府寄りの煮えきらぬコメントを何度も聞かされるよりは、こういう声の方がよい。

松江市内に原発があることも、今回はじめて知った。ここから10KM以内に中国電力の原発があるのだ。以前は市外で鹿島町だったが、合併で市内になっている。いよいよというときは、どこをどうやって逃げればいいかと、ゆうべ地図を広げて調べたりした。中国地方の電力をまかなうのに、なぜまた小さい島根県が引き受けたのか。いずれはお金が絡んでいるのだろうが。
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