映画「君の名は」総集編

1953　日本　185分　県民会館にて鑑賞

監督　大庭秀雄　脚本・作詞　菊田一夫　作曲　古関裕而

出演　岸恵子　佐田啓二　淡島千景　北原三枝　望月優子　川喜多雄二

純情で潔癖な日本人の原型を見る。レンタルビデオで昔見たが、大画面はやはり良い。

東京は数寄屋橋での出会いから佐渡が島～新潟～鳥羽～北海道（摩周湖）～雲仙～阿蘇と追いつ追われつさすらうが、なぜか間が悪く結ばれない美男美女。

こんなにすれ違うのは、相性が良くないのでは。夫の浜口との方がむしろ相性が良さそうだ。ただ、あの母親と同居では。

岸恵子は「哀愁」のビビアン・リーとそっくりの帽子姿だ。

脇役の淡島千景と望月優子が良い。がラッパチな女性が狂言回しになる。

浜口役の川喜多雄二が、「点と線」の若い刑事にそっくりだが、あれは南広、別人だった。

→「数寄屋橋公園」19-11-5

→「恋人たちの橋」11-10-13