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映画「シャンハイ」


2009 米・中 松江SATY東宝にて鑑賞 監督 ミカエル・ハフストローム 出演 ジョン・キューザック 渡辺謙 菊池凛子 コン・リー チョウ・ユンファ 38点

1941年、日米開戦前夜の上海、スパイの暗躍と男女の愛、米中香日のスターが共演、と聞くと誰でもつい期待してしまいそうだが。

この映画は全然いただけなかった、理由は

1.スパイ映画というよりはギャング映画のようだ。洗練されてない暴力に満ちている。

2.女性の扱いが悪い。菊池凛子は全く気の毒な使われようだしコン・リーにしても色香中心だ。脚本のホセイン・アミニは、女性に偏見があるのでは。

3.日本=悪と言う公式どおりに、日本軍が悪逆の限りを尽くす。日本人として、見て不快。

4.以上に加え退屈で途中眠気を催した。

(蛇足だが製作のマイク・メダヴォイは1941年上海生れというのが一寸興味を惹く)

観客の中には腰の曲がった女性もいたが、自分か家族が上海に関係のあった人だろうか、気の毒に思った。

感動した作品だけを語りたい私だが、こればかりはあまりにひどいので悪口を言わしてもらう。TVで盛んに宣伝しているが、DVDになっても見る気しない。殺人、暴力、流血を好む嗜虐的な趣味の人は、見てもいいかもしれない。

●菊池凜子
  「バベル」 7-6-22
  「ノルウェイの森」 10-12-27
●ジョン・キューザック
  「2012」  9-12-7
●渡辺謙
  「沈まぬ太陽」9-11-11
「はやぶさ 遥かなる帰還」 12-9-3
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Unknown)
2011-09-12 23:47:50
同じ感想です。渡辺謙さんの迫力のみが唯一よかったです。
 
 
 
Unknown (Bianca)
2011-09-13 21:46:12
Unknown様
コメント有難うございます。どなたか存じませんが、同じ感想とは嬉しいですね。渡辺謙さんの迫力ですか、そういえば日本軍は悪くても、「戦場にかける橋」の早川雪舟とか「戦場のメリークリスマス」のあの人とか、例外的に立派ということになっていますよね。ちょうど、ナチスドイツの場合と一緒かな。
 
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