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増村保造監督について

増村保造(1924-1986)の映画はわたしの若い頃は縁がなく、40歳前後から見始めた。最初は38歳のとき、吉祥寺東映で「卍」。次は4年後の1987年1月下旬に大井武蔵野で、「刺青」「からっ風野郎」「偽大学生」「くちづけ」「積木の箱」を3日で見ている。彼の全作品が57本だというが、そのうち私が見たのは25本。
回数の順番に並べると
4回・・・「卍」
3回・・・「刺青」
2回・・・「からっ風野郎」「氾濫」「巨人と玩具」「氷壁」

彼は東大哲学科を出てイタリア留学もしたが、実に幅広い作品を撮っている。

「陸軍中野学校」「でんきくらげ」「新幹線大爆破」「第二の性セックス・チェック」「華岡青洲の妻」なども彼の作品だ。
つい最近見た「赤い天使」には、後に彼が手がけたTVドラマ「スチュワーデス物語」と共通の要素があり、TVではなぜか喜劇的になっているのが面白い。

増村監督作品
→「巨人と玩具」9-11-21
→「氾濫」 9-11-22
→「赤い天使」 9-11-23
→「第二の性」 9-12-31
→「くちづけ」 10-1-11
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
はじめまして (マッコイ)
2009-11-29 11:38:37
『火刑台上のジャンヌ・ダルク』とブログ検索してこちらに辿り着きました。よろしくお願いいたします。
素晴らしいブログですね!色々勉強になります。
増村保造監督の作品は恥ずかしながら未見です・・・。これから掘っていきたいと思います。
また寄らせていただきます。今後ともよろしくお願いします。
 
 
 
マッコイさま (Bianca)
2009-11-30 06:29:06
初めてのお出で有難うございます。さっそく貴ブログに伺った所、あの懐かしい「ここに泉あり」の誕生地近辺にお住まいで、ヨーロッパ映画に関心がおありなのですね。増村作品もその仲間に入れていただけるとうれしいですが。
 
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