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晩秋から初冬

   ナンキンハゼ



2羽の白鳥、宍道湖から大橋川くにびき大橋のあたりまでエサを求めてだろうか漂っている。





今年の柿は間違えて10㎏買ってしまったので2人がかりで皮をむいた。



1957年~1970年に、TBSの「時事放談」で細川隆元と対談し、毒舌で鳴らしていた小汀利得氏。「ショウテイ・リトク」と勝手に読んでいた。振り返れば、その期間はわたしが13歳から26歳まで、ちょうどヒューマニズムと理想主義に取りつかれていた時代、何かと言えば日教組や社会党・共産党の悪口を言う、全く腹の立つおじさんだと思っていたものだ。が、郷土史の棚で見つけたこの本、読んでみたら、はなから人をつかむ文章に引き込まれ一気に読了した。特に出雲について「人情は公平に見て悪くはないが、みんなモッサリしていて、きのうの返事をあさってするような者が多い」と言っている箇所に大笑いした。人にも容赦がないが、自分をもつきはなした所から自然と生まれるユーモア、飲む打つ買うに縁がなく女性は妻しか知らない、旧仮名遣いと尺貫法を支持、趣味は古本集めという脱俗ぶり、少女の目には不倶戴天の存在に思えたが、死後40年たってふと会えば、すっかり好ましい男性になっていた。80歳過ぎて日本経済新聞「私の履歴書」をまとめたもの。その後まもなく亡くなったようだ。

小汀利得(おばまとしえ)島根県神門(かんど)郡出身 1889年12月3日~1972年5月28日

12月11日 突然すべての文字に下線がついて、困っているが、除去法が分らないので、このままにしておく。

●人を見直した例
→「大沢啓二氏を悼む」10-10-15
●白鳥
→「宍道湖の白鳥」 10-7-26
→「明けましておめでとうございます」11-1-1
●柿
→「私と柿との関係」 10-11-24
→「干柿」     11-11-27
→「謹賀新年」   12-1-1
●出雲人
 →本「出雲人」  10-10-5
 →「山陰の底力」 9-8-31
●→「カンドさん」 9-5-19
●→「珍しい名前」 9-7-6
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