吉倉オルガン工房物語

お山のパイプオルガン職人の物語

若くない…

2010年08月08日 | 思うこと
ドイツ人達と居酒屋でお食事をしていた時のこと。

となりのテーブルには50年代アメリカ風というかロカビリー?というかそんなファッションの男性グループが陣取っていました。
僕はドイツ語混じりの英語対応に必死だったのですが、彼らの会話が耳についたのです。

どこそこのオンナのナニがどうのだとか、いや、ワタシ書けませんよ。こっちの人格まで疑われてしまいそうで。
とにかく、いわゆる「ボーイズ・トーク」ってヤツです。
下らぬ自慢話とかね。女性関係の。
極めて表面的な身体的特徴の話(ああ書きにくい!)ばかりなので、まあ若い頃はそんなものかね、でもオレが若かった時だってもうちっと深いところで女性を見ていたモンだぞと思って改めて連中を見てみたのでした。

…若くないじゃん…。

えー!話題からしてせいぜい20代前半以下かと思っていたのですが、どう見ても30代、しかもその中のアニキ格はワタシと同じかそれ以上に見えました。
うーん、年のわりにアタマが若いのか、それともフケ顔で実は若いのか?

驚きでした。
僕があまりに驚いた様子だったので、ことの次第をいぶかったドイツ人連中に説明する羽目になってしまいました。メンドクサかった…。

年を取ると、若かりし頃を懐かしんでその頃の趣味にまた入ってみたり、昔やりたくても出来なかったことをしてみたりするということはあります。
僕の最近の自転車趣味もそうかもしれません。
伊能忠敬の地図、アンリ・ルソーの画、それらもまたその流れでしょう。

でもさ、中年暴走族(旧車會)なんてのはダサいです。暴走行為で50代逮捕なんてニュースはみっともないったらありゃしない。
中年のナンパもまあ結構ですけどね、もちっと渋く出来ないものですかね。

たまに街に出るとつい人間観察をしてしまいますが疲れますね。

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2 コメント

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Unknown (しまりす)
2010-08-09 06:12:59
都会での人間観察、面白いですよね。

深夜の電車の中での会話なんて
(合コン帰りとか)
かなり刺激的です。鼻血ぶーです。

ひろにゃんさんがお聞きになった
ボーイズ・トーク
全然内容わからないじゃないですか!(笑)
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それはつまり… (ひろにゃんof風琴屋)
2010-08-09 09:44:22
しまりすさん、ようこそ!

ボーイズ・トークの内容って、それはつまり、オンナのナニがアレでごにょごにょなわけですよ…。

そもそも、人格や気持ちを無視した人間の見方ってものがワタシは気に食わんのです。
それをいい年こいた連中がやっていたので、驚き呆れてしまったわけで。

アソビもナンパも結構だけど、相手に対する相応の思いやりってのは持って然るべきだとアソビもナンパもしてないワタシは思うのであります。
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