俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■特集俳句602「浅間嶺の風の色被て凍豆腐」(『若菜摘』2020)(工藤弘子)

2023-01-13 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句602・言葉俳句7「風-9」・工藤弘子01・2023-01-13(金)
○「浅間嶺の風の色被て凍豆腐」(『若菜摘』2020)(工藤弘子01)
○季語(凍豆腐・晩冬)(「→俳句若竹」より引用)※「浅間嶺(あさまね)」。【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4検索5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:この凍豆腐は浅間山からの霧氷の風を浴びて作られたものだ。「風の色被(き)て」の表現がこの句の根幹となっている。


工藤弘子(くどうひろこ)
○好きな一句「炎昼の水に力のなかりけり」02
○季語(炎昼・晩夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)

【Profile】:1942年群馬県出身前橋市在住。「若竹」(1928年→富田潮児が愛知県西尾市で創刊。→加古宗也主宰。)同人。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■方法俳句602「煌々と星見え... | トップ | ■挿絵俳句602「窓に雪人流見... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

特集俳句」カテゴリの最新記事