●次元俳句395・逆さま(空間)4・環順子1・2018-9-2(日)
○「錆鮎や日の逆さまに落ちて来し」(環順子1)
○季語(錆鮎・三秋)(「俳句201612」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:産卵のために川を下る鮎。鉄錆のような赤みを帯び落ち鮎とも。多くは死んでしまうのだという。その逆さまの死を象徴して「日の逆さまに」となったのか。
●環順子(タマキジュンコ)
○好きな一句「禅庭の一石一樹月の宴」(「遠嶺」200901)2
○季語(月・仲秋)(→「俳誌のサロン>歳時記>月」より引用)
【Profile】:1946年北海道函館市出身、東京都練馬区在住。1997年「遠嶺」入会。2010年「遠嶺」終刊、同年「爽樹」創立参加、「爽樹」企画運営部。遠嶺新人賞、文學の森優良賞、遠嶺結社賞受賞。俳人協会会員。
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