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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句670「午過ぎは大きな時間秋の貨車」(吉野裕之)

2024-10-13 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句670・午過ぎ1(時間)・吉野裕之01・2024-10-13(日)
○「午過ぎは大きな時間秋の貨車」(吉野裕之01)
○季語(秋・三秋)(「→橄欖追放(東郷雄二のウェブサイト)」より引用【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いたうえぬねふへむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:なぜ昼過ぎが大きな時間であるのか。それはまだ過ぎていない時間だからではないのか。秋の貨車が載せている未知の時間。午前の小さな時間が上書きされる。


吉野裕之(よしのひろゆき)
○好きな一句「遠くから来た人の靴アマリリス」02
○季語(アマリリス・仲夏)(「→増殖する俳句歳時記」より引用)

【Profile】:神奈川県横浜市根岸出身。プログラムオフィサー、歌人、俳人。俳句を→今村俊三、→岸田稚魚に師事。1985年「桃滴舎」に入会(1991年終刊)、1986年「琅かん」に入会(1991年退会)。1991年→岡井省二、→岡本高明の誘いを受け「」創刊に参加。翌年第1回槐賞受賞。2001年「槐」退会。2012年プロデュースした俳句同人誌「豆句集みつまめ」が創刊される。


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