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お気入俳人の俳句鑑賞します。
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●方法俳句024・幽体離脱04・小西来山

2011-01-06 07:08:26 | 方法俳句

●方法俳句024・幽体離脱04・小西来山


○「我が寝たを首上げて見る寒さ哉」(小西来山01)

季語(寒さ・冬)

 自分が寝ている姿を、自分が首を上げて見ています。幽体離脱の典型は、梁か天井で自分を見ているというものですが、これは首だけのプチ幽体離脱です。それもこれもあまりの寒さのせいです。

 

小西来山(こにしらいざん)(1654~1716)

代表句「見返れば寒し日暮の山桜」02

季語(山桜・春)

大坂の薬種商に生まれ、はじめ由平門、のち→西山宗因門。談林派のなかでの進歩的存在。詩人的素質に恵まれた。

 

小西来山掲載句

2012/06/08     03涼しさに四ツ橋を四つ渡りけり(涼しい・夏)〈特集・言葉(橋)〉


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