●方法俳句024・幽体離脱04・小西来山
○「我が寝たを首上げて見る寒さ哉」(小西来山01)
季語(寒さ・冬)
自分が寝ている姿を、自分が首を上げて見ています。幽体離脱の典型は、梁か天井で自分を見ているというものですが、これは首だけのプチ幽体離脱です。それもこれもあまりの寒さのせいです。
○小西来山(こにしらいざん)(1654~1716)
代表句「見返れば寒し日暮の山桜」02
季語(山桜・春)
大坂の薬種商に生まれ、はじめ由平門、のち→西山宗因門。談林派のなかでの進歩的存在。詩人的素質に恵まれた。
小西来山掲載句
2012/06/08 03涼しさに四ツ橋を四つ渡りけり(涼しい・夏)〈特集・言葉(橋)〉
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