神主さんは、拝殿に上がった私たちに
この神社、富田(とだ)八幡宮の
歴史や祭っている神様のことなどを説明してくれました。
そして
ちょうど訪れた日(10月15日)は、富田八幡宮にとっての特別な日で
江戸時代の終わりまで
“地元広瀬藩主の松平の殿様が1年に1回祈願しに来た日”
だったそうです。
そして、これから
それにちなんでの氏子だけのお祭りがあるとのことでした。
私が座っていた板の間の直ぐ手が届くところには、丸いシールが貼ってありました。
その場所には殿様以外は近づけなかったということや
殿様はそこに座って2回柏手を打ち、1つ祈願をされたということを伺い
とても厳かな気持ちになりました。
私は
神主さんから「何か1つを祈願して柏手を打ってみては」と言われたので
遠慮なく祈願をしました。
天井には鳴き竜が描かれていましたが
柏手はとてもよく響きました。
その後、御神輿が近づいてきたので、お礼を言って立ち去りました。
道路に面した鳥居からは
何が起こっているのかまったく伺い知ることはできませんでしたが
何故か気になって立ち寄った富田八幡宮での
10月15日のその時間にしか起こらない面白いことに出会いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます