若いときに得意だったことは、何でしょうか?
本来持っている特性や能力は
人生経験を積んでも変わりません。
若いときに得意だったことは
(身体機能を激しく使うものなど例外を除いて)
歳を取っても得意なままです。
もしも、何年ものブランクがあったとしても
再びそれを行うことで、勘は戻ってきます。
若いときに
楽にできたことで、他人から高く評価されたこと
自己流にも関わらず、とても上手にできたこと
気づいたらいつの間にか上手にできていたこと
など、注意深く思い返してみると、出てくるのではないでしょうか?
これらのことは
自分の特性、能力を物語っていて
天職は何か?
どういう人生を送れば良いか?
のヒントになります。
先日のブログ(言葉は縛る)では
~私たちの思考や行動は、使う言葉によって縛られています~
と記しました。
縛られるということは
一般的には、ネガティブなことを意味しますが
使い方によっては、プラスにも作用します。
例えば
「今の自分には少しハードルが高いかな」
と思う目標について
誰かに約束したり、宣言したりすると
それが叶い易くなったりします。
自分のプライドにかけて、意志や意地の力によって
それが叶うように行動するようになるからです。
禁煙など、習慣を変える目標達成は
言葉で自分を縛ることからスタートすることによって
叶い易くなったりします。
なお、心の底から成就したいことは
真に信用のできる人以外には口外しない方が良いと思います。
他人からの邪魔が入ると、叶い難くなるからです。
私たちは
「〇〇は△△だ」「××すべきだ」など
誰かに対して、断定や規制する言葉を使うことがあります。
実は
それは、他人に対しての断定や規制でなく
自分に対しての断定や規制だったりします。
他人にそういう風に言ってしまった手前
そのようにせざるを得なくなってしまうからです。
また、もし、そういう風に言ったとしても
実際の自分の思考や行動が異なる場合には
自分を裏切ることになり
自尊心を傷つけ、自信を失うことにつながってしまいます。
そういうことから
言葉は選んでから使う必要があります。
~私たちの思考や行動は、使う言葉によって縛られています~