まっちーの雑記帖

猫、メタル、バリアフリー、政治など。高知市の外れに住んでます。高知の話題もちょっと。

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2021年12月08日 | 視力障害者関係&バリアフリー関係

選挙の手伝いで疲れたのは事実だけど、原因はもっと他のところにある。

自分はそう思ってるけど、違うかもしれない。

たくさんのことが重なって自分でも分からなくなってる。


まず、対面朗読の利用者さんの理解力が極端に衰えてきて、何度も読み直しても伝わったと感じられなくなったこと。
機械的にアルファベットを読んでても何も伝わってない・・・。虚しさだけが残る。
もともと、中国語が好きでもなく得意でもないのに、他に人がいないからという理由で、とにかくアルファベットで書かれているピンイン表記を読んでくれということだった。
それを利用者さんがご自分で点字タイプライターで点字用紙に打ち込む。
この時点で打ち込んだピンインを指でなぞり確かめながら発音して練習していけばピンイン表記と結びつくと私は思うけど、テキストを消化することだけが目的のようで、間に合わないと言う。今月号は今月中に点字にしておきたいと。
中国語を喋れるようになりたいのかどうかよく分からなくなってくる。
人の意見は頑として聞き入れない。
テレビやラジオの番組を聞いても分からないと言われる。
発音の練習を全くしないのだから当たり前なんだけど、相変わらずピンインを書いていくだけ。
読んでいる私も発音を確かめる暇もなく、ただ機械的にアルファベットを読み続ける。
絶対に復習したり後戻りしたりしない人なので進むしかない。
疲れる。
テキストにピンイン表記が書いてない場合も多くなる。
簡体字しかない場合、読みようがない。
読めませんというけど、読んでくださいとしか言われない。
図書館のスタッフさんに相談して中国語を話せる人を探してもらうことにした。

これはボランティアを辞退したので、もう疲れることは無くなったけど、何かできることはなかったのかという悔いが残っている。

・・・・・
書いているうちに気づいたことがある。

障害者サービスといってもサービスを受ける人も提供する側の人も共に高齢化していくということ。
そうなった場合、どこまでニーズに沿ったサービスを続けるのだろう?
ボランティアさんも年を取る。
サービスを受ける側になることもある。
どちらかの側に固定して考えたらいけないのでは?
制度に柔軟性がないような気がする。




 

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2 コメント

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ありがとう! (まっちー)
2021-12-10 13:54:38
読んでくださっただけで嬉しいのに、コメントまでいただけてすごく嬉しい。☆^▽^☆

私の場合、一般的な音訳ボランティアと違うので、他のボランティアの方たちはどうなのかなと思って図書館スタッフの方に尋ねたんですが、スタッフさんも含めて皆さん困っていらっしゃる様子が伺えました。どうしたら良いのかみんなわからずに、とりあえず時間を消化しているって感じなのかなぁと思いました。
介護の方面との連携も全くといって良いほど無いですし。
知識欲を満足するためといっても、極端に冷たい言い方をすればただの我儘としか思えないように感じる時もあります。

この問題は考えても一人では結論が出そうもないので、とりあえず棚にあげとこうと思いました。

図書館、ルミエールサロン、作業所のヘルパーさん、家族などが一緒に考える場があったら良いのかな?

手に負えそうもないのでこの問題はこれっきりにします。←無責任。(;´▽`A``
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Unknown (ムーマ)
2021-12-09 13:32:54
>障害者サービスといってもサービスを受ける人も
提供する側の人も共に高齢化していく

記事を読みながら、私もそれを一番感じました。
(自分の老いに、日々悩まされてるせいかもしれませんが)

でも、利用者の方は自分の老いは
感じにくいものなんでしょうね…
だからこそ「制度の柔軟性」が
必要なんだと思うんですが。

実は、以前この話を聞いたときに
マッチーさんは出来る限り以上の努力を
なさってるように見えて…(ちょっと心配になって)

「もう十分なんじゃないかなあ。
図書館はどうして代わりを見つけるとか
何らかの対処をしてくれないのかなあ」などと
(外野で本当にいい気なもんですが)思ったのを
覚えています。
利用者さんにも、正直ちょっと腹が立ったくらい(^^;

でも、それも随分前のことですもんね。
マッチーさんは利用者さんの希望に
十分以上に努力して応えられたと
私などは思います。(これもヘンなコメントでスミマセン)
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