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どこかで発電できないか?

2012-06-07 23:34:05 | 自然エネルギー

美馬町と山川町の土地改良区の方から、小水力発電の可能性の簡易調査を依頼され、小水力利用推進協議会の調査班として出動しました。

美馬町のため池のお地蔵さまがいい感じだったので、パチリ。

水の流れを見ると、調査隊のメンバーと目測で「毎秒0.01トン」「0.03かな。」と皮算用し、落差と引力をかけ算し、発電機の容量の目安にします。

それに、ほぼ決まった200kW以下の小水力の買取価格(税抜き34円)をかけ算し、工事の採算ラインをみるところまでが私たちの仕事。工事費の見積もりはその道のプロでないとできません。有力だな、と判断すると、関係者に伝えたり、事業する人を探したり。

発電をするのに最も大切なのは「誰が事業をするのか」ということ。土地改良区なら水の受益者が最終的に助かるように、自治体なら住民の利益になるように事業が組み立てられ、順調にいけば成功です。もちろん、安全で持続可能なエネルギーが得られることは、誰にとっても利益のはずですが。

小さな実績でもモデルになれば、各地に広げることができます。