京都のエコロジーセンター(写真)で4回シリーズで行われるエネルギー学校の3回目はバイオマスでした。
エコロジーセンターは、京都議定書を記念して2002年に出来た施設。環境全般の様々な展示があり、徳島にもこんな場所が欲しいところです。
バイオマスエネルギーとは「植物由来の」エネルギーのことで、木質バイオマス(薪、炭、ペレットなど)による熱利用や発電、飼料・穀物系バイオマス(菜の花プロジェクトや天ぷら油の燃料油など)、糞尿系(家畜糞尿によるバイオガスなど)、廃棄物による発電などがあります。
この日の講師は、京都で市民活動から会社を起こして取り組んでいるという株式会社「hibana」http://www.hibana.co.jp/kyoto-pellet/about_hinoko.htmlの松田直子社長。「社長」というイメージとはちょっと違った素敵な女性でした。
日本の木材自給率は26%。比べて他の先進国は割合自国の木材をちゃんと使っているらしいです(写真上)。日本もこのところ徐々に自給率が上がっているようですが、価格が低迷し林業者は困っています。
ペレットストーブは、煙突の穴をエアコンの穴で代用できるので、京都の町屋やアパートでも大丈夫(ただし大家さんの許可を得て)だそう。灰もすごく少ないですが、製造時や運搬時のエネルギーが気になります。(我が家も導入済みですが・・・。)
この日、講演のあとに「薪ストーブの暮らし」事例報告をしてくれた山本奈美さんと偶然の再開!!5、6年前の水問題のNGOフォーラムで知り合い、その頃結婚した彼女には、もう2人の子どもさんがいるということで、たくましい素敵なお母さんになっていました。この本http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A8%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%B0%B4%E4%BA%8B%E6%83%85%E2%80%95%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%C3%97%E6%B0%B4%C3%97%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%83%BBNGO-%E7%A5%9E%E7%94%B0-%E6%B5%A9%E5%8F%B2/dp/4939042391/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1352032426&sr=1-2の著者です。