東京弁護士会の公害・環境部会の有志の弁護士さんたちが、「地域再エネを応援したい」というので、那賀町(旧木頭村)の「(株)きとうむら」が手掛ける「ゆずの里発電所」のソーラー発電所(500kW)予定地と、小水力発電所建設に向けて流量を調査中の東蝉谷を案内しました。
「ゆずの里発電所」は、「佐那河内みつばちソーラー発電所」に次ぐ地域ハッピーソーラーの第2弾で、寄付金を一口1万円で集め、順調に発電すれば、地域の特産品などで寄付者にお礼をする、という方法(スキーム)です。ダムなき村の振興を、とがんばる「(株)きとうむら」は、旧村民の5人に一人が株主という、まさに地域の人々がつくった株式会社です。
旧木頭村でも、500kWのパネルを置ける日当たりのよい土地が見つかってよかったです。
この日参加してくれた弁護士さんには「八ッ場ダム」訴訟の弁護団の方もいらしたので、「細川内ダム反対運動資料館」をご案内しました。本物の「むしろ旗」も保存されており、久しぶりに訪れてまた新しい感動がありました。これからも全国で続くであろう『ダム問題』に、建設中止を実現させた「成果」を残す資料館は大変貴重だと思いました。
藤田村長とともに運動の中心的役割を担ってこられた田村さんご夫妻と記念写真をとりました。田村さんは無農薬で除草剤も使用せずに、450本の柚子を管理されていて、先日お手伝いに伺ったばかりです。いつまでもお元気でいらっしゃいますように。