やっとジャニーズ事務所の藤島ジュリー社長が、叔父のジャニー喜多川の性加害問題で謝罪した。
こんな事は我々芸能記者は何十年も前から知っていた。
それを書いていたのは東スポくらいだった。
お陰で大阪で取材していた僕はジャニーズのタレントの取材の時は、各民放の忖度で始めから呼んで貰えなかった。
普段は記者室で仲良く談笑している民放の広報部員達もジャニタレの時は、取材案内さえ送って来なかった。
他のスポーツ紙はジャニ担記者を置いて、毎日ヨイショ記事を量産していた。
今でもか。
いつだったか、NHKのドラマ制作会見に当時ジャニーズ事務所だった錦戸亮が出た。
会見前、NHKの広報の人間が来て「wadaさんジャニーズの人が呼んでます」と言う。
行くと僕に「錦戸の写真は撮らないで下さい」と言う。
腹が立った僕は「ええ、撮りませんよ！」と言い返した。
ジャニーズ事務所はそんな感じで一寸でも批判的なマスコミは締め出し、他紙にはヨイショ記事を書かせた。
まあ他紙とっても恩恵をもたらしたのだが。
そんな体制がずっと続くハズはない。
英BBCがジャニー喜多川の性加害ドキュメンタリーを放送したら、日本中大騒ぎになり、今回のジュリー社長の謝罪となった。
外圧でしか日本は変わらないというが、芸能界もそうか。
ほんま日本は、情けない国ですね。