空はどこまでも

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転生アニメ「ファンタジックチルドレン」

2012年09月07日 | アニメ・TV・映画
かなり前にオンエアされたアニメですが、未だに色褪せることなく私のなかでは常にお気に入りの上位に入っています。
ジャンルは一体何に入るんだろ?
SFファンタジーでしょうか。

昨日アメトークは「涙腺弱い芸人」の括りでしたが、あれぐらいで泣くぐらいならファンタジックチルドレンは号泣ものですよ。

主人公とヒロインよりも「ベフォールの子供たち」と呼ばれる白髪黒マントの謎の子供たちに、完全に持っていかれてるんではないでしょうか(笑)
ネタバレになりますが、(私の記憶違いもあるかもしれません)
所は惑星ギリシア。自分の娘(王女)を喪いたくないあまり、王宮の科学者達が研究していた技術を使って王女ティナを復活させたのはいいが、結果的に兵器にしてしまったことから、この科学者たちの長い旅が始まります。

王女をめぐって、科学者たちとは別に、ティナの元婚約者セスと、その親友ソラン。
そしてティナの弟デュマ(異父)も絡み物語は王女の転生先、地球へ。

科学者たちは、地球で100年周期で生まれ変わっているティナを探し出すため、500年の間に21回という短い周期で地球で何度も何度も転生を繰り返していた。

しかし自分達が惑星ギリシアの科学者であることなどを覚えていられる年齢はおよそ11才ぐらいまでと限られているため、記憶が薄れて行く前に生命を終わらせていた。生死を自由に扱う彼らに「自然の意思」は修正しようと様々な形で働きかける。それは彼らの地球での転生の「思い出」。その葛藤がこの物語に深みを与えている。


500間で21回ってやっぱり疲れてくるんですねー。
ギリシアの記憶があるかぎり、生きてティナ探しですから。
そして脱落者が出るわけです。
その脱落者が、元々地球より科学技術の進んだ惑星から来ているわけですから、記憶をなくしてもその素地があるために、地球の進化を助ける発明をしてしまうのですねー。
色々とおもしろいです。

科学者たちは
生まれたときは地球人として生まれているので、500年間の地球での家族やその思い出の方が増えていく訳ですよ。
その切なさったらないです。

物語は地球から始まっているので、最初は本当に謎だらけ。

涙なしでは絶対に見ることが出来ない。
そんな物語です。