ガス抜きに読むには時代小説がベストだが、推理サスペンスや重い社会派もの、初めての作家の作品も面白く読んでいる。
25年ほど前の作品で驚くのはアリバイ崩しの難しさで、アナログ的に崩してゆく過程が面白い。
今は信号機にもコンビニにも車にもカメラが取り付けられ、宇宙からの監視もあって、アリバイを崩すより工作する方が難しい。
友人が、どこで番号を調べたか毎日のように未知の会社から何枚ものファックスが届きインクが減って困ると嘆いていた。
私も同じ。
在宅の時は仕事じゃないとわかった時点でストップすれば良いが、留守中は全部印字されてしまうから本当に困る。
誰もがあらゆる角度から見張られている現代。
個人情報は世界に曝(さら)されていると覚悟して行動すべし、とは何だか寒々とする。
俳句の世界で季語が消えてゆくのは、里山が消えてゆくのに比例するという。
直に観る自然が無くなれば、それに纏(まつ)わる情景や感情も、世代交代と共に死語と化してゆくのか。
これも寒々しい。
寒さも美しい景色ならむしろ心が暖まる。
25年ほど前の作品で驚くのはアリバイ崩しの難しさで、アナログ的に崩してゆく過程が面白い。
今は信号機にもコンビニにも車にもカメラが取り付けられ、宇宙からの監視もあって、アリバイを崩すより工作する方が難しい。
友人が、どこで番号を調べたか毎日のように未知の会社から何枚ものファックスが届きインクが減って困ると嘆いていた。
私も同じ。
在宅の時は仕事じゃないとわかった時点でストップすれば良いが、留守中は全部印字されてしまうから本当に困る。
誰もがあらゆる角度から見張られている現代。
個人情報は世界に曝(さら)されていると覚悟して行動すべし、とは何だか寒々とする。
俳句の世界で季語が消えてゆくのは、里山が消えてゆくのに比例するという。
直に観る自然が無くなれば、それに纏(まつ)わる情景や感情も、世代交代と共に死語と化してゆくのか。
これも寒々しい。
寒さも美しい景色ならむしろ心が暖まる。
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