人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

仕切り直し

2008年04月22日 | 徒然
 桜が庭一面を埋め尽くす花の雪となり、それが茶褐色に変わり果て、同時にサツキにポツポツ蕾がつき始め、紫陽花の新緑はいよいよ張りを増してゆく。
 期待膨らむ花の季節到来か、こりゃいよいよ初夏だなー、と思いきや、湯たんぽ再復活。この二日、夜の我が家はグ―ンと冷え込みがきつくていけない。
 
 さて、東京のプチ拠点は、資金不足からあえなく5ヶ月で撤退。来月からは外人だらけのゲストハウスで仕切り直すことに。た・の・し・み~。
 
 突然の引越しに、お向かいの部屋のMさんが「せっかく知り合えたのに」と残念がってくれ、大家のおじいちゃんも「荷物出しちゃって、温かいもん飲めんのかい?」と気遣ってくれた。ゴミ捨てのタイミングが悪く困っていたら、Mさんが「明日通勤の途中で、燃えないゴミ捨ててきてやるよ」・・・ああ、江戸に人情あり!

 不動産のケイシン商事は、私の東京最後のバイト先だった。今も変わらず面倒を見てくれ、プチ拠点を探してくれたのも、新しいゲストハウスを知ったのもここのお陰。特に社員の一人斉藤さんことヒロちゃんは大の仲良し。妹のように思っている人だ。彼女が何かにつけて助けてくれて私の今日はある、とも言える程お世話になってきた。彼女は、ケイシンの仕事仲間・留美子さんと二人で敦賀にも来てくれた。あの時は蟹三昧したっけなあ。

 そのケイシン商事で、伊田社長・岡君・神楽坂の石井兄ちゃん(ヒロちゃんと社長の大先輩の不動産屋さん)留美ちゃん、よく分からないケイシン仲間の柳君・社長に車を売ってる山川さん、等がお別れ会をしてくれた。(名前を出すってスッキリするなあ、ウヒ)思えば私が上京する度に歓迎会もしてくれてきたのだ。・・・ああ、江戸に人情あり!

 あくる日、皆に「じゃ、また来月歓迎会で」と手を振った。まあ、ケイシン商事の飲み会は儀式みたいなものなのだ、と思っているのは私だけかも知れないが、ハハ。
 その足で、芝居を2本観、あくる日大阪へ跳んでまた1本。三泊四日の旅で、何と引越しまでしたのだから我ながらあっぱれ。最期の一日は引越しの後だったので、これまたケイシン仲間の岡田さん宅に1泊させて頂いた。ああ、江戸は人情だらけ。

 こうして東京生活の仕切り直しは無事終了。ちょっと疲れたかな。ああ、人生そのものを仕切り直せたら、とは思わないが、体力だけは取り戻したい今日この頃である。
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