人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

シゲル君

2010年05月18日 | 舞台
 昨日は全国的に暑いくらいの陽気で、電気カーペットを片付け、万年床も撤去。
パソコンも庭に面した広縁に移して、奥の間を、6月10日(芦原)に迫った一人芝居と、
6月26(京都)30日(敦賀)「美の種」の稽古場にした。
 
 一人芝居とは『ぼくのじんせい~シゲルの場合~』のことである。
 原作者の前で演じるのが夢で、それまではと上演を重ねてきた。演じ始めれば
楽しくて夢中なれる作品だが、いつしか、今年で自分が演じるのは終わりにしよう
と思うようになっていた。体力的に不安があったからだ。

 主人公は12歳の少年。プロローグでは80歳のオシャレな婆さんを演じる。
どちらも物凄いエネルギーがいる。

 今回、反省点を探ろうと、シゲルを演じる2年前の自分をDVDで観てみた。
まるで他人に感じた。生き生きして年を感じさせない。シゲルには特別の思い
入れがあるせいか?

 この芝居が生まれた時の事をあれこれ考えながら床についた。あっけなく肺炎
で逝った三兄、そして母の事・・・。

 1時間15分ほどの短編だが、私にとって初めての本格的一人芝居で、生まれた
た動機などに思いいれが強い。勝手に辞めるラインを引いてしまうのはシゲル君に
失礼かも知れない。体が動く限り、少なくとも原作者の丘先生にお会いするまでは
やらせていただこうと思い直した。

 シゲル君、今年もよろしくお願いしまっせ!



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