人村です!

舞台と結婚したと公言する「人村朱美」が綴る舞台生活 毎週火曜日更新・・・したいなぁ

お引っ越し

2020年06月09日 | 徒然
 日曜日の早朝、明るくなりかける西の空に昨夜観た満月が・・何という美しさ。
 
 土曜日に持続化給付金四回目の「不備メール」が届き、月曜日に再々再申請。
 幽霊会社で落札時にシッカリ中抜きしておいて、更に下請けとして巨額の荒稼ぎ・・・電通もやってくれるもんだ。

 様々な雑誌や新聞に、ポストコロナに関する小論文が寄せられている。
 中にとても分かりやすい記事を見つけた。(イタリア人の新刊本『コロナの時代の僕ら』(早川書房)からの引用だった)

 曰(いわ)く
 「環境破壊によって宿主(しゅくしゅ)を失い難民化したウィルスが、“壊れやすく見事な生態系 ”における最も侵略的な種である人の体に引っ越しをしている。」

 つまり
 「繰り返される原生林の破壊と乱開発。そして単一家畜の過密状態飼育による大量死(鳥インフルなど家畜界のパンデミック)。これがウィルスの新たな宿主探しに拍車をかけてきた。」

 しかし
 「目先の利益を求めるアグリビジネス(農業関連経済活動の総称)の多国籍企業はこの事を知っているが、対策に経費をかける気はサラサラ無い。」

 乗り越えるには
 「他者と自然のケアと再生産を目指す“ポスト資本主義への跳躍 ”が必要であり、その跳躍に向けた扉が今開かれている事に気づかねばならない。」

 この機会を活かさねば
 「様々なタイプのウィルスが増殖・進化して、次々に人体へ引っ越すのを止めることは出来ない。」

 今日も国会では安倍首相が、大股広げて背もたれに寄っ掛かり仏頂面をして質問者の顔さえ見ない。
 「こんな茶番国会早く終わらせようよ。終わったら何もかも一纏めにして数の力で通せるんだからさ~。」という首相のぼやきが聞こえてくるようだ。

 国民無視、民主議会制無視、頭の中は利権の配分で満杯だから、知性・教養の入り込む余地なしの独裁政権。

 その相棒の麻生大臣が、欧米に比べて低いコロナ死者数について問われ、「おたくとは民度のレベルが違う」と失礼極まりないことを言って、相手国を呆れさせた。
 日本の大臣がこのレベルでは・・・。

 真面目な官僚と専門知識集団だけでこの国を建て直さねば、将来コロナ禍で日本が消滅し子孫達がこぞって他国へお引っ越し、という事態になるやも知れない。
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