訪問介護での収穫？

独居の高齢者の方々への訪問介護を通して様々なことを感じます。

２００８年３月現在で９４歳の方・・数年前のお話
「敷きのし」を知っていますか？と岡山県出身の方から聞かれました。
初めての単語？？？、岡山県特産のい草のござを使ってのシーツ伸ばしです。

我が家ではシーツは干す時にたたんで「パンパン」と手で叩いて干す、
少し「しわ」が伸びる程度の作業で終わっています。

「敷きのし」は、「パンパン」までは同じ、少し湿り気があるうちに取り込む、
****一人では出来ない作業が待っている****
１．ふたりでシーツをきちんと座布団ぐらいの大きさにたたむ
２．たたんだシーツを岡山特産のござに挟んで座布団をのせておく
****適当な時間をとる（長年の勘が働きます！！）****
３．もう一度、シーツをさおに干し、完全に乾いたら取り込む

結果はアイロンで仕上げたようなパリパリではなく、「パンパン」だけより、
しわが伸びていて・・何となく良い感じに仕上がります。

手は二人要ります。そのご婦人はだんな様の手を借りていたとの事、
まさに・・スローなそしてエコな生活です。
家族同士の助け合いの結果出来る作業・・・
昔はこのような事が多かったですね。