不妊症・婦人科疾患等専門田園都市線青葉台駅徒歩4分 鍼灸マッサージ治療室ラピュール

妊活・不妊・不育症対策・婦人科疾患・冷え性・体質改善・自律神経失調症・肩こり・腰痛・頭痛等女性専門鍼灸マッサージ治療室。

妊活・不妊対策キホンのキ⑥

2022-09-30 20:23:03 | ブログ(妊活・体づくり)
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代謝を高め、めぐりのよい体になるには水分が必要です。
私たちの体は、約60%を水分(体液)が占めていて、血液をはじめ、皮膚や筋肉、臓器、骨などあらゆる部分に存在しています。

体の中での水(体液)は、血液の成分として細胞に栄養素や酸素を運び、不要になった老廃物などを細胞から運び出し排泄しています。分泌されたホルモンを臓器や組織に届けるのも血液です。
また、細胞内でエネルギーを生み出す、体内でタンパク質を合成する、といった化学反応にも水の存在は重要です。
必要な水分をしっかりと補給することで、カラダの細胞に必要な栄養素や酸素を送り届け、栄養素や酸素からエネルギーを生み出し、肌や筋肉・骨などを作り替え、老廃物を体外に排出する、というよい代謝を生み出すことができるようになるのです。

ほかにも体温調節や体液のバランスを保つなど、
生きるために欠かせないものでもあります。

1日に必要な水分量の目安は、およそ2ℓ。多いと思うかもしれませんが、
普通なら飲みものからは約1.2ℓ、食事にから約1.0ℓ摂取できています。
しかし、お仕事の関係上水分を思うように摂れない方もいらっしゃいますと思いますが、できるだけこまめに水分摂取をするようにこころがけましょう。
それから、朝起きたとき頭痛がしたり、ボーっとしたりしてなかなか起きることができない人も、水分補給が足りないことがあるようです。
普段から例えば、起床後すぐ・朝食・10時・昼食・15時・夕食・風呂前後・就寝前などタイミングを決め、コップ1杯分を目安に飲むようにします。
特に就寝前の水分がいいようです。

また、運動するときはさらに代謝が激しくなりますから、積極的な水分補給が必要です。汗をかく分、普段の生活に必要な水分量にプラスαの補給が必要で、運動前後はもちろん、運動中も15~20分に1回を目安に、のどが渇く前にこまめな補給するようにしましょう。


妊活・不妊対策キホンのキ⑤

2022-09-23 20:26:55 | ブログ(妊活・体づくり)
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前回『妊活・不妊対策キホンのキ①』で運動をお勧めしました。
『運動は体にいい』とわかっていても、忙しくて時間がない…運動していたけど気づけば習慣がなくなった…そもそも運動がキライ!(←私デス)という方も多いと思います。
今の便利な世の中では、歩かなくても、走らなくても、階段を使わなくても、快適に過ごすことができるので、日常的に動かす機会”自体が激減してしまいました。
私たちの体は、特に運動習慣のないままに過ごしていると、20~30代をピークに年齢とともに筋肉量は徐々に減少し、体力も低下していきます。動くと疲れる…疲れるから動かない…とこの負のループから抜け出す唯一の方法は…からだを動かすこと、そして運動する習慣を少しずつ身につけていくしかないのです!
運動をしないと、太るだけでなく、筋肉量が減少することで代謝が落ち、体温も上がらないので免疫力が下がり感染症にかかりやすくなるだけでなく、妊活や不妊の敵である『冷え』がカラダに生じてしまいます。
“運動”を継続すれば、代謝が高まり太りづらく感染症に負けない体になり、体力がつき疲れにくくなり、血行がよくなるため、冷えの改善や肌の調子が整い、肩こりや腰痛などの軽減、熟睡できるのでホルモンバランスが整う、といったもののほかに、月経前症候群(PMS)や更年期障害の症状をやわらげる、といった効果も期待できます。
特にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は体脂肪の燃焼や体力・持久力を高めるのに、 筋トレなどのレジスタンストレーニングは、筋力の維持や増加、基礎代謝を高めるのに有効です。
楽しみながら・無理なく実践できて、長い人生の中で継続できる運動を行うことが一番大切です。
手軽に始めやすく、オススメの運動は『ウォーキング』。
ウォーキングと言えば有酸素運動の代表。下半身の筋肉をたくさん使うほか、姿勢の保持や、腕を振るのに上半身(特に背中)の筋肉も使い、特にこれまで運動習慣のなかった方ほど効果的です。
《ウォーキングのポイント》
1)背伸びをしてお腹を少し凹ませるようにしてから手を下ろす
2)目線を正面に向けて肘を軽く曲げて、1)の姿勢を維持して歩く
3)ペースはおしゃべりできるくらいを目安に(最大心拍数の50~60%)
まずは「10分」でよいので、初めてみましょう!
今は楽しくできる『ウォーキングアプリ』や『歩いてポイントを貯めるアプリ』がありますから、それを使うという手もありますよ♪



妊活・不妊対策キホンのキ④

2022-09-16 20:16:46 | ブログ(妊活・体づくり)
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1周期あたりの自然妊娠の確率は20~25%といわれ、妊活を続ければ半年後に80%、1年後に90%に妊娠すると言われていますが、ご存知と思いますが年齢にとても関係しています。
1周期あたりの自然妊娠率は
・20代 25~30%
・30~34歳 25~30%
・35~39歳 約18%
・40~44歳 約5%
・45歳 約1%
です。
これらは統計的な数値で、実際には個人差が大きく、20代でもなかなか妊娠しない人もいれば、40代ですぐに妊娠する人もいます。
1年妊活しても妊娠に結びつかない時は、婦人科や不妊治療専門クリニックで検査をすることとなります。原因が見つかった場合はその治療を始めますが、全体の10~25%は原因不明と言われています。
治療を開始しても、原因不明となっても、大切なのは今一度自分のカラダとココロの状態を知ることです。

妊活・不妊に限らず、月経前症候群(PMS)、年齢を重ねれば更年期障害など、実は原因不明と言われていることはまだありますが、女性ホルモンのアンバランスが関係しているようです。
さて月経前症候群では
『月経前はむくみがひどくて体重もすごく増えてしまう…』
『月経前はささいなことでイライラしてしまう…』など
と言った症状を訴える人が多いです。

ですので、妊活や不妊対策では、変動する女性ホルモンのバランスを整えることでカラダとココロを守ることが必要になると思います。

PMSの症状がある方はもちろん、たとえ軽い生理痛でも体調に変化を及ぼしているのですから(ちなみに中国では生理痛は病気扱いデス)、女性ホルモンのバランスを整えましょう。

女性ホルモンのバランスを整えるには、食事のバランスや生活習慣を整えることなどと合わせて、 ウォーキングやジョギングなどの『有酸素運動』が役立ちます。
週3回1日20分のジョギングを3か月継続することで PMSの身体症状や精神症状に大きな改善が見られたという報告もあります。
特にウォーキングやジョギングのようなリズムを刻む運動は、“幸せホルモン”とも呼ばれる「セロトニン」を増やし、運動によるドーパミン、ノルアドレナリンといった脳内の神経伝達物質のバランスを整えたり、ストレス反応をコントロールする効果なども症状の予防や軽減の理由と考えられています。
手軽に始められる『有酸素運動』でおすすめなのは、ウォーキングやジョギング。
 まずはお散歩のつもりで外に出て歩くことからスタートしてみてはいかがでしょう。



妊活・不妊対策キホンのキ③

2022-09-12 20:52:47 | ブログ(妊活・体づくり)
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今回は『食事』です。
前回は『睡眠』について書きましたが、みなさんは朝食を食べる習慣はありますか?
実は、朝昼晩の食事の中でも『睡眠』に一番関係しているのが『朝食』なんです。
“質のよい睡眠”のためには、朝の始まりつまり『朝食』を食べるか?に大きなカギがあります。

『睡眠』に大きく関わっているのが、私たちがもつ「体内時計」。
24時間より少しだけ(15~20分程度)長いリズムをもつと言われていて、
この少しのズレを、毎日リセットして体のリズムを整えることが、 朝の活動モードから夜の睡眠モードへと切り替わり、 スムーズな眠りにつきやすい体のリズムをつくる重要なポイントとなります。
体内時計には、司令塔となる脳にあり“朝の光”の刺激でリセットされる「親時計」と、肝臓や肺、筋肉など体の各部位にあり“食事”による刺激でリセットされる「子時計」があります。
この2つの体内時計をリセットするには
・朝起きたらすぐに窓を開け、朝日を浴び深呼吸(親時計リセット)
(↑雨の日でも窓を開けて深呼吸デス)
・朝食を食べる(子時計リセット)
をセットにして行いましょう!

●「朝定食」「モーニングセット」が理想の朝食
さて、朝食は何がよいのかと言うと…
バランスの取れたものが大前提!
そして炭水化物とたんぱく質は必ず摂るようにしましょう。
なので、ご飯派でしたら納豆ごはん・塩鮭・味噌汁、パン派でしたらトースト・目玉焼き・サラダ・ヨーグルトが理想の朝食です。
炭水化物とたんぱく質をセットにしてとることが、体内時計をリセットすることがわかっています。
眠りを促すホルモン『メラトニン』は、 神経伝達物質で幸せホルモンとも呼ばれる『セロトニン』から合成されますが、 その『セロトニン』の材料となるのが、 たんぱく質を多く含む食品に含まれる 必須アミノ酸の「トリプトファン」なのです。

朝食で「トリプトファン」を多く含む食事(たんぱく質が豊富な食事)をとったら、
よく噛んで食べ、日中屋外で活動をし、ウォーキングやジョギングなどの運動など、
『セロトニン』の合成を促す行動すれば、夜に分泌される『メラトニン』の量が増加し、よい睡眠が取れるようになるかもしれません。
そして「トリプトファン」をしっかりと脳に運ぶためには、 ごはんやパンなどの“炭水化物”が必要となります。
なので、時間のない時は納豆たまごかけごはん、またはハムチーズトースト&ゆでたまごに牛乳はいかがでしょう?



妊活・不妊対策 キホンのキ②

2022-09-02 20:07:29 | ブログ(妊活・体づくり)
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『カラダ』や『ココロ』を健康に保つためには
・食べること(食事)
・体を動かすこと(運動)
・体を休めること(睡眠・休養)

この3本柱がとても重要です。
わかっていていも、ちゃんと実行することってなかなかできないですよね…
睡眠も健康を保つ重要な要素。

たとえば、リモートワークのため自由に時間をつかえるのが災いして深夜まで仕事をしていたり、つい布団の中でスマホを見ていたり、 睡眠時間を削って録画した番組を観たり、寝る直前までハードなエクササイズをしていたり…!
体は眠るための準備をしているのに、このようなことでカラダの眠るタイミングを逸しているかもしれません。

『睡眠の質』を高めるには、ポイントがいくつかあります。
実は、眠るためには体のリズムやホルモン、体温など、体のさまざまな機能が協力しあっています。
夜になると、眠りを促すホルモン『メラトニン』の分泌が増え、体は睡眠モードに切り替わっていきます。

しかし、スマホやPCの画面を観ていると、“ブルーライト”と呼ばれる強い光(LEDの照明にもあります)は、体の覚醒作用が強く、 夜に強い光を長時間浴びると、本来夜に分泌されるはずの『メラトニン』の分泌量が減り、 体内時計や睡眠のリズムを乱してしまいます。
部屋の照明を暖かい光に変えたり、夜にスマホやタブレッドを使用するときは、端末のナイトモードやブルーライトカットフィルムなどを利用して光の影響を弱める、などの工夫が必要かもしれません。
また、スマホやタブレッド、PCなどは使用することで脳が“興奮状態”になり睡眠を妨げます。
なので、就寝前には
・就寝1時間前には手元から離す
・電源をオフにする
・寝室に持ち込まない
といったデジタル機器から離れる時間をあえて作り、よい睡眠のためにデジタルデトックスを行いましょう。

また、 睡眠中は臓器や筋肉、脳を休ませるために深部体温(体の内部の温度)を下げます。
睡眠前に、体温がうまくさがるようするには、次のポイントも必要です。

*就寝前にオススメの過ごし方
《就寝3時間前を目安に》
・夕食を食べる(就寝前の食事は体温を上昇。どうしても食べる場合は消化の良いものを!)
・軽めのストレッチ運動を行う(ハードな運動も体温を上昇します)