明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの愉しみ(39)日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

2020-09-11 19:37:46 | スポーツ・ゴルフ
しかしゴルフ番組の華とも言うべきコメント陣はレベルが低い。特に解説者は日本プロゴルフというメインイベントに関わらず、口も重いし内容もありきたりだから、こんなんだったら殆ど「いらない」のじゃないかな。パッティングがちょっとオーバーすれば「打ちすぎましたね」、ちょっとショートすれば「あと少しでしたね」、それで目標を逸れれば「方向が違っていましたね」。視聴者を馬鹿にしてんじゃない?、と思うような解説をする始末だ。

そんなこと、見てりゃ分かるっつーねん!。

言うならば、見てて分からない「選手のメンタルの機微」とか、あるいは「プロだから分かるゴルフの秘技」とか、そーいう専門的な解説が聞きたいのだ。私の知る限り、そんな深い解説をしてくれるのは「レジェンド岡本綾子」だけである。まあ綾子さんは今回セッティング担当ということで、コースの攻略は「パー3を見てね!」だそうだから、楽しみにしよう。

さて私は先週、米ツアーチャンピオンシップのダスティン優勝を見て、余りの「オートマチックなゴルフ」に感動してたから、知らず識らずに頭の疲れが溜まっていたらしい。放送の仕方も今回お馴染みの「とことん一番ホール形式」じゃなかったから、なんかあまり面白くない予選2日間を見てて、途中で何回か寝てしまった。そんな中でぼんやり感じた印象を「独り語り風」に書いてみた。

1、笹生が来た!
予選は当然通ると思っていたが、2位とは絶好の位置ではないか。トップが「不愉快な韓国」のペ・ヒギョンというのが気に入らないが、まあどうせすぐに落っこちるだろうからいいとして、相手になりそうなのが「小祝さくらの7位」しかいないのだから盤石である。果たして今回は笹生の優勝で決まり!、となるかどうか。笹生は飛ぶ上に、リカバリーも上手くパターもバッチリだから「負ける要素がない」完璧な優勝候補だ。言うならば、往年の不動裕理か一時期のイボミかってぐらいの「鉄板」である。まあみんな思っているだろうが、今回は笹生のブッチギリで決まりそうだぜぃ!

2、青木瀬令奈は何故強ぃ?
今回惜しくも2日目に4オーバーとスコアを落として23位タイまで順位を下げてしまったが、セッティングが厳しければ厳しいほど「上位」に来るのが青木瀬令奈である。菊地絵理香も同じタイプで、17位タイとこれもメジャーには強い「名人級」の技者だ。2人の特徴はドライバーが飛ばない代わりに「セカンドの精度が滅茶苦茶高い」ことである。ユーティリティは勿論のこと、ウッドでグリーンを狙う高度なテクニックもお手の物だ。それにリカバリーがしっかりしている上にパターが上手だから無理もない。彼女たちを真似しようと、必死に技を盗む老人たちの熱い視線を浴びているのは「顔が可愛い」と言うのも「あるよねぇー!」。まずは飛距離の足りないのを補って余りある技術の冴えを、思う存分に御堪能アレ!

3、松森彩夏の歩き方がちょっと変
今回注目していた選手の一人が「松森彩夏」である。映像を見て思ったのだが、歩き方が少しおかしい。股関節がトレーニングでおかしくなっているんだろうか?、心配である。まあ、ホントに悪ければ解説者にも情報が入っている筈だから問題はないんだろうけど、気になるねぇ。予選結果は、77Tに松田鈴英、鈴木愛、葭葉ルミ、川岸史果、87Tに渡邉彩香、セキ・ユウティン、成田美寿々、104Tに川崎志穂、新垣比菜、福田真未、110Tにエイミーコガ、114Tに松森彩夏、勝みなみ、香妻琴乃、と軒並み落っこちた。新人が続々上位に来ているから、大山志保や李知姫それに不動裕理などが予選突破してるのは懐かしい。私的には、34Tに三ヶ島かなが入っているのが素直に嬉しい。しかしセキ・ユウティンは予選を通って欲しかった、ガックシ・・・。

4、マーカーをポケットから出す選手
今は殆どの選手が帽子にくっつけているのに、ごく一部の選手が未だに「ポケットに入れている」のは理解不能だ。何より、出すのにポケットをさぐってモゾモゾしてるから「時間がかかってイライラしてしょうがない」のである。同じようにイライラを感じているのは、私だけではないだろう。中にはもしかしたら「遅延プレー」に当たるかも知れないような「もどかしい選手」もいて、これはもう「ルールで禁止」するレベルの問題だと思う。マーカーは「パッと取って、サッと置く」が良い。ゴルフがマナーを大事にする競技だと言うのはもう「死語」になったようなもんだが、マナーの基本中の基本「プレーファスト」と言うのであれば、まず「マーカーの保管場所」から改善すべきであろう。何よりマーカーをポケットから取り出す動作には、「ゴルフらしい」ところは微塵もないのである。

5、原英莉花は深刻?
ジャンボに言われて持球をドローからフェードに変えていると言う原英莉花。やはり持球を変えると言うのはリスクが大きいんじゃないの?。渡邉彩香は一時フェードをドローに変えようとして「大失敗」したと言うし。ドローだと曲がった時の「ケガ」が大きいと言うことらしいが、それでマキロイだって世界ナンバーワンを取ってるんだし、ドローが悪いって訳じゃないと思うんだけど。確かにダスティンにしてもラームにしても、今ツアーで結果を残している選手にフェーダーが多いのも事実のようだが、コリン・モリカワはドローである。。フェードを打っているから強くなったわけでは、無い。では、原英莉花の場合はどうかというと、「やっぱドローに戻した方が、いいんじゃね?」

原英莉花の場合は、上に行けない理由は「パターが下手だから」である。松田鈴英も同じく「パターが限りなく下手」だ。せっかくパーオン率トップテンに入っていても、パターが80位あたりをウロチョロしていては、ツアーで勝つことは無理である。結論:原英莉花は持球をドローに戻して、パターの練習を一日10時間やるべし!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿