とうとうトランプが大統領になったが、ヒラリーは明日まで待って全ての結果が出てから敗北宣言するようだ。日本の官邸や外務省あたりではヒラリーが勝つと信じ切っていたらしく、トランプがどうも勝ちそうだとわかった時点で大慌てでパイプ役を派遣することになったという、全く読みが浅いね。私でさえトランプ有利の予想をしてたのに、専門家のお偉いさん達が揃いも揃って「準備もしてなかった」というんじゃ、外交の基本すら出来ていない素人と言われても仕方ないであろう。常に日本はこうである。つまり、外交オンチなのである。島国だからなどという無意味な言い訳は通用しない。同じ島国でも、フィリピンなんか随分上手にたち回っている。日本はカッコつけて外見ばかり気にしすぎているのである。もう少し必死さが欲しいものですね。
ここでトランプとヒラリーの相違点をざっと見てみよう。
トランプは、
1政治は素人である、だから政治の駆け引きから無縁で、市民の常識でものを考えることが出来る
2ワシントンとマスコミは国民に対してウソをついている、と信用していない
3経済の実体はマスコミの言うよりも悪化しているので、中間層をベースに建て直す
4ストレートに本音で語るから、問題の解決も出来る
5自分の理想の白人国家を建設する
6外国のことに口出しせず、まずアメリカを第一に考える
ざっとこんなところだろうか。
トランプは何を考えているか分からないというが、単なる普通の居酒屋で良く見かけるオッサンである。大統領候補だと思うから暴言王だとかなんとか言われるが、町の不動産屋と思えば、気のいいオッサンである。大統領は「良いブレーン」がいて判断力さえしっかりしていれば、別に政治のプロである必要はない。むしろ市民の悩み・怒り・不満を理解し、より良い社会を共に作ろうという方向性があれば、後はブレーンがやってくれる。トランプは実現できるかどうか考えてるわけじゃない、ただ一生懸命努力することしか考えていない。そこに居酒屋オヤジの能天気さがあり、限界もある。だがレーガンが素人ながら強いアメリカを作り上げたように、素人の気楽さと「持ち前の本業の交渉力」とでやる気満々なのである。それに対してアメリカ市民は拍手喝采で大統領に選んだ。それが今日の大統領選のニュースである。トランプの戦いは、これからだ。経済は相当混乱し株は下がり、日米同盟も考え直すかも知れないし、お金が日本から十分出ていると分かれば、そのまま継続するかも知れない。すべては一からやり直しになるだろう。日銀黒田の異次元何とかも、安倍のアベノミクスも終わりだ。ニュースキャスター達はしたり顔で円レートや日本株の下り幅を云々するが、アメリカ大統領選なのである、アメリカ国民は誰一人気にしちゃいないだろう。だから本気で対策を取っておかなければならなかったのである。メキシコに壁を作るとかイスラム教徒の入国禁止なんかに一々反応するのではなく、日本も新しい体制を作らなければいけないのである。トランプリスクは経済の問題、日本も例外ではない。
翻ってヒラリーは、
1政治のプロである、だから市民にはプロの目線で政策を語る、つまり分かりにくく常識が通用しない
2ワシントン・マスコミと一体になって、金持の為の政治をやろうとしている。それがひいては国民全体の為だと思っているが、国民の目からは不満が噴出する結果になる
3経済は順調と政府発表するが、本当は中間層から仕事を奪って外国に発注し儲けている
4言っている事は表向きなので、どうも信用出来ない印象を与える
5黒人・ヒスパニック重視だが、自分の仲間だとは思ってない。よく言えば政治は万人共通のもの、悪く言えば選挙のためである
6アメリカは常に世界で一番でありイラクの次はシリアその次はりビアと、永遠に戦争を続ける姿勢であり、それがアメリカの為政者の使命だと思っている
ざっとこんな感じだろうか
ヒラリーは所詮は大金持ちの側の人間である。トランプも同じ大金持ちだが、市民に儲けさせてもっと消費させる方が、さらにトランプ自身が儲かるという考えだ。日本がどうなろうと知ったこっちゃない、まずアメリカが立ち直ることである。それから商売上で必要なら日本のことを考えてもいい、つまり全部ビジネスなのである。ヒラリーには政治理念があるが、トランプには無い。そこが強みだ。
これからはトランプの政治が始まる。つまり、消費者が満足する生活を実現する事で「自分も更に金儲けする」ことを唯一の理念・目標とする政治が始まるのである。
ここでトランプとヒラリーの相違点をざっと見てみよう。
トランプは、
1政治は素人である、だから政治の駆け引きから無縁で、市民の常識でものを考えることが出来る
2ワシントンとマスコミは国民に対してウソをついている、と信用していない
3経済の実体はマスコミの言うよりも悪化しているので、中間層をベースに建て直す
4ストレートに本音で語るから、問題の解決も出来る
5自分の理想の白人国家を建設する
6外国のことに口出しせず、まずアメリカを第一に考える
ざっとこんなところだろうか。
トランプは何を考えているか分からないというが、単なる普通の居酒屋で良く見かけるオッサンである。大統領候補だと思うから暴言王だとかなんとか言われるが、町の不動産屋と思えば、気のいいオッサンである。大統領は「良いブレーン」がいて判断力さえしっかりしていれば、別に政治のプロである必要はない。むしろ市民の悩み・怒り・不満を理解し、より良い社会を共に作ろうという方向性があれば、後はブレーンがやってくれる。トランプは実現できるかどうか考えてるわけじゃない、ただ一生懸命努力することしか考えていない。そこに居酒屋オヤジの能天気さがあり、限界もある。だがレーガンが素人ながら強いアメリカを作り上げたように、素人の気楽さと「持ち前の本業の交渉力」とでやる気満々なのである。それに対してアメリカ市民は拍手喝采で大統領に選んだ。それが今日の大統領選のニュースである。トランプの戦いは、これからだ。経済は相当混乱し株は下がり、日米同盟も考え直すかも知れないし、お金が日本から十分出ていると分かれば、そのまま継続するかも知れない。すべては一からやり直しになるだろう。日銀黒田の異次元何とかも、安倍のアベノミクスも終わりだ。ニュースキャスター達はしたり顔で円レートや日本株の下り幅を云々するが、アメリカ大統領選なのである、アメリカ国民は誰一人気にしちゃいないだろう。だから本気で対策を取っておかなければならなかったのである。メキシコに壁を作るとかイスラム教徒の入国禁止なんかに一々反応するのではなく、日本も新しい体制を作らなければいけないのである。トランプリスクは経済の問題、日本も例外ではない。
翻ってヒラリーは、
1政治のプロである、だから市民にはプロの目線で政策を語る、つまり分かりにくく常識が通用しない
2ワシントン・マスコミと一体になって、金持の為の政治をやろうとしている。それがひいては国民全体の為だと思っているが、国民の目からは不満が噴出する結果になる
3経済は順調と政府発表するが、本当は中間層から仕事を奪って外国に発注し儲けている
4言っている事は表向きなので、どうも信用出来ない印象を与える
5黒人・ヒスパニック重視だが、自分の仲間だとは思ってない。よく言えば政治は万人共通のもの、悪く言えば選挙のためである
6アメリカは常に世界で一番でありイラクの次はシリアその次はりビアと、永遠に戦争を続ける姿勢であり、それがアメリカの為政者の使命だと思っている
ざっとこんな感じだろうか
ヒラリーは所詮は大金持ちの側の人間である。トランプも同じ大金持ちだが、市民に儲けさせてもっと消費させる方が、さらにトランプ自身が儲かるという考えだ。日本がどうなろうと知ったこっちゃない、まずアメリカが立ち直ることである。それから商売上で必要なら日本のことを考えてもいい、つまり全部ビジネスなのである。ヒラリーには政治理念があるが、トランプには無い。そこが強みだ。
これからはトランプの政治が始まる。つまり、消費者が満足する生活を実現する事で「自分も更に金儲けする」ことを唯一の理念・目標とする政治が始まるのである。
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