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青空ーすべてはバランス

アレルギー⑩雷雨喘息

2022年7月3日(日)晴れのちくもり。
台風の影響でしょうか?曇ってきました。
今日は日曜日。和菓子が食べたくなったので、まだ足が痛いけどゆっくり歩いて買ってきた。


やっぱり美味しいねぇ!!!

雷雨喘息

雷雨喘息という言葉を知った。
台風や豪雨などで気温変化・湿度変化・アレルゲン曝露が重なると、喘息発作が重症化する現象が起こる。
これが雷雨喘息(Thunderstorm asthma)。

2016年11月にオーストラリアで事件が起きたそうだ。
気温30℃で強い北風が吹いてた牧草地帯。その時点で花粉が飛んでいたらしいが、そこに激しい嵐で雷雨が発生した。
その後、この牧草地帯に近い市街地に住んでいる住民8500人が次々と病院にかけ込んだり運ばれたりしたという。

花粉が破裂!
花粉は普通は粒子が大きいので、気道の奥の方に到達することはない。でも、湿度が上昇し、花粉が膨張すると、破裂して粒子が細かくなってしまう
30~40µmの大きさが、10分の1である3~4µmくらいになる。このくらい小さくなると、終末細気管支という小さな気管支にまで花粉が到達する。

この大量の微粒子がアレルゲンとなり、強風とともに遠く離れた地域へ運ばれ地域の住民の気道の奥に入ってしまったのだとされる。
喘息もちの人が雷雨喘息を起こすと、かなりつらい発作になるようだ。

台風や雷雨のあと、天気が良くなったと、外出する際には注意が必要のようです。

黄砂や小さな粒子も注意

黄砂も花粉の破裂を引き起こすことがよく知られているそうだ。
黄砂にはカルシウムイオンが多く含まれ、このイオンによって花粉が破裂しやすくなる。
また、大気中の物質が直接接触したり衝突したりすると、これも花粉が破裂する原因となる。

PM2.5や浮遊するマイクロプラスチックなどの化学物質と花粉が合体(混合物)することも危険だ。

私たちの身の回りにはこんな危険がたくさんある。
重症化せず暮らせていることに感謝せねば、と思う。


参考


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