今日、2012年12月9日。1969年から続いた101系・301系の歴史に幕が閉じました。
西武球場前駅と横瀬車両基地でそれぞれさよならイベントが開催され、これに伴って281F+285F+271Fを使用したツアー団臨と池袋~西武球場前間の臨時快速が運転されました。
では、まず281F+285F+271Fの写真から。
まずは朝の送り込み回送。
西所沢
下り電車が遅れていたせいで危うく被られるところでした。どうにか6両・・・
西武園→本川越の臨時電車は撮影せず、球場へ。
西所沢~西武球場前
黄電連+急行灯!
嬉しいサービスです。
続いて、西武球場前を出て横瀬へ向かいます。
東吾野~吾野
それにしても、すごい人だった!100人くらいはいたと思います。
ここでも嬉しい急行灯。
そして夜の返却。
出庫前の幕回しサービス。「急行 新所沢」表示。
武甲山に別れを告げ、帰路につきます。
横瀬
黄電連の101系が2つのライトを付けて入線。何とも言えません。
横瀬駅ではずっとライト点灯。
クモハ281にはスタッフの皆さんも乗車されていました。
横瀬をあとにし、小手指へ向かいます。
そして後続の特急で追い越して入間市へ。
ここもすごい人でした。危うく20000系に被られるところ・・・
なんとか撮れました。
では、次に309Fの写真でも。
西所沢
9月30日の横瀬イベントの時とおなじHM。V字ワイパーが目を引きます。
後続の電車で抜かして石神井公園へ先回り。
101系、最後の池袋方面の入線。朝日がお出迎えです。
下山口~西武球場前
影が・・・
光線状態が厳しかったです。なんとか8両入りました。
ここからは、会場の様子を。
まずは、第一会場、西武球場前駅です。
正面からの並びの撮影は並ばなくてはならなかたので、あきらめて横から。
281Fの「さよなら 101系」が何とも悲しい。
309Fは、281F+285F+271Fの出発後、幕回しなどのサービスを行ったようです。
続いて、第二会場の横瀬車両基地。
横瀬に着くなり、撮影会が始まっていました。
それにしても、凄い人・・・
271Fと281F+285Fを2つにわけ、保存の1224号車と並べての撮影会です。
この時、初めて「さよならなんだな」と感じました。
やはり、黄電連が目を引きます。281Fは急行灯も。
101系の兄弟。 兄が、弟の引退を見届けます。
新101・301系が引退したいま、その大切さに気付いて、悔んだり、悲しんだりしても遅すぎます。もしかしたら、一番「大切なもの」とは、普段、身近な存在のもので気にもとめていないかもしれません。
いま在るものは、あたりまえなのでしょうか。そうではないと、思います。
いま、身近に走っている電車だって、今回の101系と同じようにいつかは最期の時を向かえます。終わりのないものなんて、この世に存在しません。
もう、新101・301系が営業列車として西武線の線路を走ることはありません。その101系の想いを、西武の車両たち、そして僕らが受け継ぎ、新たなる歴史を刻んでいきましょう。
僕は、新101系のあの激走、あの音を、絶対に、絶対に忘れません。
ありがとう、そしてさようなら。西武101系。