ウェスティモールBLOG2

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猫バスの運転手は忙しい

2007-01-19 | 
旅の最終日は、自由行動の日だ。
とりあえず、ホテルから少し歩きバス停に向う。
ヴァレッタ〔Valletta〕に行くバスは、60番台のバスに乗ればよい。
ようやくバスが来たので、猫バスに何とか乗った。
とりあえず、ホテルのあるセントジュリアン〔St.Julian's〕から、
海岸沿いの町スリーマ〔Sliema〕を経由 
マルタ騎士団の街ヴァレッタに向う。
猫バスのドライバーは大変陽気で、
大きな声で、知り合いの客と歓談したりしながら運転している。
こういうところが、温暖な地中海気質だな。
それでもチケット販売も、手作業でおつりを出したり、何でも自分でやるから大変だ。
マルタの猫バスといえば、かなり古いもので、
イギリス統治下の30~40年前の車が今でも走っている。
それでも、最近はほとんど新型に変わり数が少ない。
エンジンはおそらく昔の英国製のような音がしていた。
車体はマルタ製だからサッシなども木製枠でレトロだ。
最初はバスは、スリーマの海岸辺りまでは、快調に走っていたが、
突然、運転手がシフトレバーをカリカリと何回も音をたてた。
エンストだぁ!いやミッションが抜けなくなったのだろうか。
どうやら原因はわかっているらしい、老朽化しているバスのドライバーも相当な年齢
猫バスの特徴は熟知しているに違いない。
このように故障するような古い猫バスでも、一体化している運転手になぜか安心する。
おそらく、普通のドライバーではこのバスは運転は出来ないだろう。
すぐさま、いつものことのように後続の少し新しいバスに手で合図
乗客は無事に乗り換えヴァレッタの街に向う。


















写真はスリーシティズ〔Three Cities〕のヴィットリオーザ〔Vittorosa〕


 


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