with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第38話《試合当日! まずはオフィシャルショップへ》

2023年06月14日 | 2013年クリスマスイブのリヴァプール・チェスター

 

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12月25日、忘れられないクリスマスを過ごした後は、Takaさんの運転で遅い時間にホテルに戻りました。

ホテルの部屋のドアを開けて一瞬驚く私

「あれっ 部屋が出た時のまま」ベッドメイキングがされていない部屋が目の前にありました。

「もしかしたらクリスマスだから

「そうかあ・・・」

「クリスマスはホテルも最低限の人だけがお仕事ってことね

「クリスマスは教会に行って、ご家族で過ごす大切な日だものね

これが初めて経験したイングランドのクリスマス当日のホテルの様子です。

ホテルのレストランも営業をしていない場合があります。

「予約の方だけ ってこともね

そう言えば、ネット情報では宿泊を断るホテルもあると書かれていました。

ディナーと一緒に頂いたワインで、ほどよく酔っているので早々に寝ることにします。

「最高のイングランドのクリスマス

「一生忘れられないわあ

「メリークリスマス

 

クリスマスの次の日はシティ戦です

「ボクシングディなんだよねー

ボクシングディってプレミアリーグを観戦するようになるまで全く知りませんでした。

「しかも初めて聞いた時にはボクシングの意味が分からなかった

「Boxing Dayなのよね

「クリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日ってことなんだあ

今日は試合時間に合わせてTakaさんがホテルに迎えに来てくれることになっています。

シティのホームスタジアムは駐車場も広いらしいんです。「車で行けちゃうなんて楽チンねー

 

「そうだ 街にあるシティのオフィシャルショップに行っておこう

スタジアムにもオフィシャルショップはあります。

「試合の当日のスタジアムのショップは混雑しているよね。」

「しかも観戦はTakaさんとTakaさんのお知り合いの方も一緒

「私って買う時は悩む方だし」シティのオフィシャルショップはショッピングプラザのところにあることは確かめてあります。

 

ボクシングディなので今日も街は賑やかです。

「年越しの準備もあるしね

もうだいぶ見慣れた街をショッピングプラザの方に向かって歩きます。

ショッピングプラザのフードコートに上がるエスカレーターの横を通り過ぎると右側に「City Store」と書かれたお店を見つけました。

「入口がコンパクトで目立たないかも・・・」

前回、スタジアムのストアに立ち寄った時には、次に来るからと心に誓って何も買わないでトイレだけお借りしました。

「その時に誓った通り来たよ

「今回はお土産を探すからね

ショップは奥に細長くて、一番奥にレジがあります。

「スタジアムのショップの方が広いね

 

「本当に私って迷っちゃうタイプなんだよね

2フロアがオフィシャルショップになっているんですけど、フロアーを行ったり来たり

やっとお土産を決めて、ランチを購入してホテルに戻ることにします。

「年末だから、あちこちでセール中だ」「そうだ 午後からはセールに行こう

ホテルで昼食を済ませると、Takaさんとの約束の時間までちょっとショッピングに行きます。

セールの看板が出ていて混んでいるお店に入ってみます。

「だって混んでいたら人気があるってことだよね」こうして衣類なんかを選んでみました。

 

最初に書いたんですけど、今回KLMは2kgの荷物が2つまで無料で預けられるんですよ

「着替えの衣類ならスーツケースじゃなくても預けて壊れることはないでしょ

そのためにコンパクトに畳めるバッグも用意してきてあります。

「だからお買い物しても重量オーバーとか怖くないんだよねー

まだ観光していない施設等もたくさんあるのに、観光をしないで友人とランチしたり、ショッピングしたりが多い私です。

「Takaさんとの約束の時間も迫って来たのでホテルに帰りましょ

 

 

 

 

続く

 


第37話《いよいよクリスマスプレゼントの交換》

2023年06月14日 | 2013年クリスマスイブのリヴァプール・チェスター

 

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食事も終わるといよいよクリスマスのプレゼント交換です。

「食卓を綺麗に片付けるのはなんと男性たちなんだあ

「ヨーロッパの男性のイメージと重なるね

ママは朝から教会に行って、戻ると家族のためにパーティ料理の支度。

ヨーロッパのクリスマスは教会に行くことから始まります。

「食事が終わってやっとママがソファに座ることが出来るのね

男性陣は慣れた手つきでテーブルを片付け、キッチンで食器洗い機にお皿をセッ ト

「手馴れてるね」「食卓やキッチンはどんどん綺麗になってく

 

リビングでは、Takaさんのお子さんやママを中心にプレゼント交換が始まりました

「クリスマスプレゼントはやっぱりお嬢さんが主役よね

おじいちゃん、おばあちゃんやおじさん達から大きなリボンの結ばれた箱を受け取ります

「箱を開けている時の笑顔が可愛い

そんな様子を見ていると、ママとTakaさんが私に綺麗なリボンで結ばれた箱を手渡してくれます。

「きゃー

「私にも」もう感激でウルウル状態になってしまいます。

「こんな飛び入りの私に

「会話すら出来ない私のために

「まさかプレゼントが用意されているなんて

 

Takaさんや息子さんたちからプレゼントを受け取ったママのお顔は満面の笑み

「こうして家族が集まって過ごすクリスマスって格別ですね。」

ご自分では動けないおじいちゃまもリビングでずっと笑顔です

「あらっ キッチンの片づけが終わると男性人はまた飲み直し

「一昔前の日本のお正月もこんな感じだったかもねー

普段はお二人で過ごしているこの家にこうしてご家族が集まって、手作りの食事とプレゼントで盛り上がる。

「久しぶりに会うご家族は尽きることのない会話が続くよね。」

 

私とTakaさんはこの辺でお暇することにします。

「明日はマンCとリヴァプールFCの試合観戦」だから宿泊するわけにはいかないのです。

男性陣とTakaさんのお子さんはこのままお泊りだそうです。

「男性陣はきっと一晩中飲み明かしそうな雰囲気

「終わる訳ないよね

おじいちゃまはそろそろ二階のベッドルームで眠りたい時間です。

朝から大忙しなママだって、そろそろベッドで休みたいですよね。

相変わらず挨拶と言ったら「とっても楽しかった」とか「招待してくださってありがとう」とか「お会い出来てとっても幸せ」とか・・

中学生の教科書に出て来る英会話程度しか言えないけれど、おじいちゃまを始め、みなさんが笑顔で送ってくださいました。

 

「Takaさん、私を誘ってくれて本当にありがとう

「優しくて素敵なご家族に恵まれて、遠いイングランドで暮らしているのね。」

そんな暮らしをちょっと肌に感じることが出来ました。

私もTakaさんやTakaさんのご家族のお蔭で、心から感謝のクリスマスを過ごすことが出来ました

「忘れられない今夜にメリークリスマス

 

 

 

 

続く