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ホテルならポットでお湯を沸かせばカップ麺は食べられます。
日本のカップ麺をつい想像しちゃってワクワク
「何だか微妙・・・」「まあ期待した方が間違っていました」
麺もスープもやっぱり日本のが美味しいですよね。
午後からはまだ行ったことのない方面を歩いてみます。
地図上で一番気になっていたのはコーチステーション
「だって宿泊しているホテルの裏側なんだよね」
今までは鉄道を利用して、駅からタクシーでホテルに来ていました。ホテルの端の角を曲がって裏手に回ってみます。
「コーチステーションがホテルの向かいだったんだあ」
リヴァプールのコーチステーションよりもちょっと施設がしっかりしてる感じです。
「マンチェスターの空港からの時や、リヴァプールからはコーチで移動の方が楽チンかも」
鉄道はホームの移動は広いし、スーツケースを持ち上げて乗車も大変だもの
「しかもマンチェスターの中心街はトラムの駅の方だし」リヴァプールとマンチェスター間はコーチもお薦めです
ホテルの裏手には教会らしい建物があります。
こちら側は静かな公園やビルが並んでいて、通りはオフィス街らしい感じです。
「ショップは殆ど見当たらないもんね」
ホテルの表側の通りに戻って、いつもと反対の方に歩いてみます。
「おー ヤマハの大きな看板
」YAMAHAはバイクではなく楽器のお店の方でした
「明日はもう帰国なんだよね。」
午前中に空港に行かなければならないから、そろそろお土産を探しに行くことにします。
「街はちょうど歳末セール中だし」「今回はそんな中で探してみるのも楽しいかも
」
冬物の中で、手袋とかソックスを探しに人気のありそうなショップに入ってみました。
「年末だから日本もきっとショッピングモールは賑わっているんだろうなあ」
マンチェスターもショッピングモールは若い女性達で一杯です。
ショッピングカートを押しながら広いモール内をウロウロ。
多くの人が手にしているものをチェックしながら探します。
「値段も下がっているとウキウキして来るよね」
色々と選びながら、ふとレジの方を見ると凄く長い列になっています
「これは早く買い物済ませなきゃ」
急に焦って買い物を終わらせて、レジの列の後ろの方に並ぶことになりました。
こんな時も言葉が分からない私は現地の方の動きのチェックに余念がありません(笑)
たくさん並ぶレジの番号が電光掲示板に表示されました。
「自分の番が来たら、表示されたレジに行けば良いのね」
「さて、いよいよ荷造り」今回、いつもと違うのは預ける荷物が2つという事です。
「23kgが2つまで預けられるって嬉しいですよねー」
「スーツケースはいつも通りだから問題ない」
もう一つの荷物は折り畳み式の普通のファスナーのバッグです。
「壊れものは入れられない」「防水じゃないから衣類が良いかも
」
こちらで着ていた衣類などを入れることにしました。
「帰国したら洗濯する物だから乱暴な扱いも気にならないし」
スーツケースの方に壊れやすいものや液体類やお土産など新しいものを詰めます。
「問題は普通のバッグの閉じ方よね」
「みなさん 『鍵の掛けてないバッグに薬物を忍び込まされちゃう』って聞いたことがありませんか
」
テレビなどで『預けた後、カバンの中に薬物を忍ばされて、知らないうちに運び屋にされる』と言うのを聞いたことがありました。
スペインに行った時の帰りの空港では、たぶんこれを防ぐためのサービスを見ました。
スーツケース以外の荷物をビニール袋にすっぽりと入れてしまって、黄色いテープでぐるぐる巻きにしてしまうのです。
このサービスを目の前で見た私は、その時には全く他人事で通り過ぎました。
「でも今回は他人事じゃないよ」その光景を思い出して、日本から大きなビニールのゴミ袋とガムテープを持参したんです
「スーツケース用のベルトも、もう一本用意して来たよ。」
成田空港でシェパード犬の薬物チェックに出くわしたこともあります
その時当然、私のスーツケースもチェックにやって来ました
「シェーパードだ」犬も好きな私でも、突然目の前にやってきた大型犬にドキリとしちゃいました。
「ここからが荷造りの本番」
バッグに衣類を詰めたらまずゴミ袋にすっぽりとバッグを入れてしまいます。
「手提げ部分だけを袋から外に出さないと持てないぞ!」その後はガムテープでビニール袋を巻いてしまいます。
「絶対簡単に開けられないようにね」
「ガムテープ巻きのバッグってかなり見栄えが悪い」
「どうせ預け荷物だから気にしない、 気にしない」
その上からスーツケース用のベルトでガッシリ巻いて完了です。
「これなら、もう家までは開けられないぞ」
とは言うものの何かあったらまずいので手荷物の方に残りのビニール袋とガム テープを入れておくことにします
「この辺りは意外にも私のA型が出てるかも」
続く