今日から会社は休みだが、明日はMRI検査。
腰は痛み止めで収まってきたが、左足をひと月かばって歩いたら膝の関節がかたくなって歩行が思うようにいかない。
この一年で老人かよ・・・・
下の小さい写真が現在のしゃけ号。上の写真の去年の今頃は、シャレで『老人マーク』をつけて走ってたが、
今年はつけると老人が老人マーク付けてる感じでシャレにならない。
仕方ない・・・今年行きたかった津軽へ、バーチャル・ツーリング。
太宰治の『津軽』を読みながら津軽へひとっ飛び。
青森・朝虫・金木・大鰐・十三湖・竜飛岬・八甲田山・弘前と行きたい地名が次々PCに浮かんでくる。
950kmも彼方だがバーチャルだから腰も大丈夫
バーチャルだから酒も飲めちゃう。
ツーリングのお伴は砥部焼の徳利と、志野焼きのぐい飲み。
一番お気に入りの酒器だ。徳利は愛媛の砥部焼で船内でも転がりにくい江戸時代の船徳利をモチーフにしてるが
モダンアートで厚みは薄い。その相反するデザインの調和が好きだし、絵付けも伝統柄ながら斬新な配置で、数
千円の安物だが、柔和な線なのに芯のあるデザインで気に入ってる。
酒は琉球の『滄海』と伊豆の『富士錦』
滄海は高島礼子似の美人からのプレゼント。富士錦は部下のプレゼント。ああ・・幸せな俺
ぐい飲みは、桐箱入りで黒田陶苑の扱いの氏素性の通った逸品だ。(作陶:塚本治彦氏)
伝統の志野焼きの茶人好みを彷彿させるざっくりした土に厚めの白釉のかかったお約束どうりの作りこみで、大柄の
乾入(かんにゅう・焼成時に発生する自然なひび)や、ほとばしる炎と呼ばれる赤茶色い景色が現れていて、紅葉した
山に初雪が来たような景色だ。口元は山縁(やまべり)と呼ばれる山形の盛り上がりが造形され申し分ない見事さだ。
写真のとおり、見る角度によって形も景色も変わり一杯飲んでは観賞を楽しみ、又飲んで、飽きることがない。
バイクの新型ヘルメットくらいはしたが、価格以上に気に入っている。
バーチャル・ツーリングなので津軽から1400km離れた志野焼や織部の故郷、『美濃陶磁歴史館』までひとっ飛び。
時速700Kmだ!
楽しいなあ・・・・・
でも、乗りたいなー 今年は16,000kmしか乗ってないんだ。・・・・
窓辺に夕闇が迫る頃には、バーチャルツーリングも終了し、お酒も気持ち良く酔いざめしてきた。
来年はこんな旅を(もちろん飲まずにだが)してみたいなあ。
写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
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