しゃけの携帯写真

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作業療法は楽しいよ

2011-08-23 14:50:37 | バイク ツーリング 携帯写真 風景

現在、しゃけ君の身体リハビリテーションは理学療法士(physical therapist)と
作業療法士(occupational therapist) という国家資格の有る専門家に委ねられています。

このうち理学療法というのは、機能が低下したり強化が必要な四肢身体の能力を回復若しくは
能力の衰退を防ぐ目的で、フィジカルに筋力アップトレーニングやその指導を行う治療方法で
ありリハビリというと今までしゃけ君はこのイメージしかなかった。
(正しい定義は自分で調べてね)


ところが、リハビリには一方の柱として作業療法というのが有るんですよね~♪
今日は体験した作業療法のお披露目です。




リハビリの時間に木槌やハサミを渡された。
いったい何なのだろうと最初は思った。


『革を使ってキイホルダー作りましょう!』ハスキーだけど高い声のK先生。

天の声・・・

リハビリは、痛みに耐え神経と筋肉を鍛え直すことだけと思っていたから・・





押し型の鏨が何十種類もあり、これで革に模様をつける。
革に水を少し含ませるとやわらかくなり型が押しやすくなる。
先づは栞で練習。
豚やバラなど型の面積の大きなものは鏨を強く打ち
小さい☆の様なものは弱く打たないと同じ力で押した様にならない。

一度鏨を外せば、打ち直しは出来ない。
う~ん・・難しい。





革を三つ折りにするとキーホルダーと成るようにあらかじめ裏革も張っておいてから
型を切り抜き、外側に革ひもを通す穴を打刻するのでその分をよけて唐草模様を付ける。
フック型の鏨、小さいレンコン型の鏨、どくだみの葉の様な鏨を組み合わせ凝った唐草にする。
初心者にしては生意気なデザイン。




布で小さなテルテル坊主を作り、塗料をつけて刷り込むと模様が浮き出る。



模様を打ちこみ、外周に革ひもを通す穴を3連結の鏨を使って開けて行く。




茶色の革ひもを丹念に通し、金具をつければ出来上がり。
革ひも通すと急に製品っぽくなる。
おお! しゃけちゃん デザインいいじゃない
日に焼けたらいい色に成りそう。

 

バイクのクラッチも握れず、だんだんやれることが無く
なったと呪っていた自分の左手・・・


『貴方の左手はぶれることなく鏨を支えたよ』と言って
健常な時でも作ったことの無い革細工を作らせてしまう
作業療法士というお仕事は素敵だなあ・・・

小さな達成感・・・これを思い出させるのが作業療法?



体は痛みに占められても
こころは痛みに渡さない


なんちゃって・・・そんな強くないです。

写真を見てくださってありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。



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