洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

ポップ・メタル

2011-05-05 20:31:50 | 音楽(メロディアス・ハード)
・EVENRUDE「ONE SIZE FITS ALL」('89)



MTM CLASSIXシリーズで再発されたアルバム。BON JOVIタイプで
曲レベルが非常に高く、全編が爽快な(ハード)ポップ・メタル。
再発当初は、試聴した感じでスルーしていたのだが
店頭で他の物のついでに何となく購入したら大当たりだった。
今では個人的大名盤の中の1枚となっている。
MTMが再発した中には、よく再発してくれたと思うものが多かったが
個人的には、EVENRUDEと FATEの2ndが最高峰かな。


・DANGER DANGER「DANGER DANGER」('89)



ポップでキャッチーという言葉が、ここまで似合うアルバムは他に無い。
自分の好みでは、哀愁バラード系に一番惹かれる事が多いのだが
このアルバムの場合、ノリノリでポップな曲ほど素晴らしい。
特に1~3、5、6曲目が最狂過ぎで悶絶。(^^)


・LILLIAN AXE「LOVE AND WAR」('89)、「POETIC JUSTICE」('92)

 

このバンドの2nd、3rd。全体に哀愁を感じさせるポップ・メタル。
2ndは、5曲目「THE WORLD STOPPED TURNING」から 6曲目のバラード
「GHOST OF WINTER」への流れがたまらなく最高!!
3rdも「SEE YOU SOMEDAY」「THE PROMISED LAND」などの叙情的な曲が最高。
3rdの方がメロディアス・ファンには人気が高いのかな?
個人的には、迷う事無く、アルバム全体の曲が好みな2ndに軍配が上がる。


・KANE ROBERTS「KANE ROBERTS」('87)、「SAINTS AND SINNERS」('91)

 

この人の1st、2nd。両アルバムとも全体的に曲レベルは高い。
ALICE COOPERの80年代頃のポップ化したアルバムに似たところも
あるかもしれないが、毒気のある師匠より聴き易くて好み。
特に2ndは、よりメジャー感があって好きだったのだが
最近では1stの方がメロディにメリハリがあり魅力を感じる。
自分好みのハードポップ的な雰囲気もあって徐々に好きになってきた。
今は同じくらい好きだが、そのうちに1stが上になっているかも。


・ICON「AN EVEN MORE PERFECT UNION」('87)



2nd「NIGHT OF THE CRIME」('85)と 3rd「RIGHT BETWEEN THE EYES」('89)の
間に制作された、「幻の3rd」と呼ばれていたアルバムらしい。
このバンドはアルバムを重ねるごとに、メジャー感、ポップ度が増していて
ちょうど2nd、3rdの中間的な音という感じ。音的にはKeyを随所にきかせた
爽快系アメリカン・ハードポップでメロ派~の人には美味しい。
個人的には、このバンドだと少しB級っぽさが残る2ndと
この「幻の3rd」が好きである。


・ATLANTIC「POWER」('94)



キラキラKeyをきかせたハード・ポップ・メタルで好みの音。
贅沢を言えば、全体にスローテンポな曲が多い気がする。
自分としてはもっと疾走感が欲しいところ。
曲レベルが全体的に高いし、キラキラメロ満載な美味しい音なので
激ハマりしそうだが、そこまでいっていない。
やはり疾走感と爽快感が足りないせいかなぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハード・ポップ・メロディアスハード3

2010-07-25 01:02:09 | 音楽(メロディアス・ハード)
・ZINATRA「ZINATRA」('88)、「THE GREAT ESCAPE」('90)

 

超キラキラ・メロ・バンド。どちらのアルバムも好き。
「THE GREAT ESCAPE」は、FATEの2nd級の派手さがある。
キラキラ・メロ好きには、たまらない音。


・SHA-BOOM「LET'S PARTY」('90)



DA VINCIの叙情性を減退させて、爽快にした感じ。
DA VINCI級の哀愁、泣きバラードは無いけど
曲のバラつきは、こちらの方が少ないように思う。
爽快系メロが好きなら最高なアルバム!!
1st「R.O.C.K.」('88)も是非聴いてみたい。


・CHINA「CHINA」('88)



このバンドの1st。BON JOVI系爽快ハードポップ。
自分が持っているのは黒背景のジャケだが
上のジャケの方が音に合っている感じで良い。
このバンドだと 2nd「SIGN IN THE SKY」('90)の方が
メロディアス・ファンには人気が高いのかな?
個人的には、1stの方が分かりやすい音だった。
2ndは叙情性が増した音で自分の中で徐々に上昇中。


・BLUE BLUD「THE BIG NOISE」('89)



キラキラkeyが満載のハードポップ・メタル。
イギリスらしい叙情性も多少あるかもしれないけど
これだけキラキラしていると爽快さが先に来る。(^^)
メタルらしいへヴィさ十分な音。

・JOJO「JOJO」('88)



YESTERROCK RECORDSから再発された。
前半はハードポップなメロディアスハード。
1曲目からゴージャスな雰囲気で、かなり引き込まれる。
後半からハードさが減退して大人しくなる。
エレポップな産業ロック、AORという雰囲気。
全般に曲は良いと思うが、やはり序盤の派手めな曲が最高!!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハード・ポップ・メロディアスハード2

2009-04-18 15:04:31 | 音楽(メロディアス・ハード)
・SKAGARACK「SKAGARACK」('86)、「HUNGRY FOR A GAME」('88)、「A SLICE OF HEAVEN」('90)

  

このバンドの1st、2nd、3rd。
1stは産業ハードポップ風。それに比べると 2ndはハードさ疾走感が増している。
3rdになると更にヘヴィさが増して少し正統メタル寄りになっている。
世間では 2ndの人気が1番高いと思われるが、自分も2ndが1番かなぁ。
ただこのバンドは、個人的にとても好きで1st~3rdは最高なアルバムである。
何といっても産業風のKeyが分厚くきいていて、ソコがたまらない。
4th「BIG TIME」('93)は、ハードさが減退して産業ロック的になっている。
1st~3rdほどのお気に入りではないのだが、やはりKeyの感じは
とても美味しい音。そのうちに他のアルバムと同じくらい気に入るかも。

・SHY「BRAVE THE STORM」('85)、「EXCESS ALL AREAS」('87)

 

このバンドの2nd、3rd。
3rdはメロディアス・ファンには名盤と言われているアルバム。
曲レベルが非常に高く、キラキラメロ満載でとても美味しい音。
バラード好きな自分は「YOUNG HEART」「JUST LOVE ME」
「WHEN THE LOVE IS OVER」のコンボで撃沈。(笑)
1st「ONCE BITTEN ... TWICE SHY」('83)から3rdに向けて
徐々にメロ度が高く、メタル度が低くなっている。
1stはマイナー感が漂うメタルであるが、既に充分にメロディアスである。
2ndは既にハードポップ度は高く、メタルっぽさを残している。
やはり2nd、3rdがとても好きだが、1stも好きなアルバム。

・DOMINOE「KEEP IN TOUCH」('88)、「THE KEY」('90)

 

このバンドの1stと2nd。
1stを初めて聴いた時には、ど派手なアレンジで「キター!」と思った。
すぐに思いついたのは SURRENDER「BETTER LATER THAN NEVER」。
2ndも同様に爽快系のメロハーである。1stのガチャガチャ感が減って
全体に洗練された感じがする。2枚とも曲レベルが全体的にとても高く
気に入っているアルバムである。メタル的な適度なハードさもある。

・DAYTONA「THE BEST OF」('93)



このバンドの1stらしい。1st~3rdを2枚にまとめたものが再発された。
それにしても、こんなにマニア向けのものまで再発されるとは。
この1stは、DOMINOEに近い感じの爽快系で、曲レベルもとても高い。
それなりにハードであるがメタルっぽい音を期待すると物足りないかも。
自分の中で、このDAYTONA、DOMINOE、SURRENDERを超度級爽快
メロハー御三家と勝手に名前をつけている。(笑)
この手の音がもう1バンド出てきて四天王にでもならんかなぁ。

・TERRA NOVA「LIVIN' IT UP」('96)、「BREAK AWAY」('97)

 

このバンドの1st、2nd。
ジャケの通り爽やかな炭酸系爽快ハードポップ。
1stはとても気に入っているアルバムで聴く度に感動する。
その代わり飽きるのも早いが。(笑)
そして暫く間を置いて久しぶりに聴いて、また感動の繰り返し。
2ndは 1stの派手さが減退して、叙情性が増した感じ。
当初はそれほど良いとは思わなかったのだが、相変わらずの
爽やかさでジワジワ良くなり、今ではお気に入りになっている。

・FROM THE FIRE「THIRTY DAYS AND DIRTY NIGHTS」('91)



B!誌で高得点がついていたアルバム。
探していた当時は、BOOK OFFで見つけて嬉しかったものだ。
その後にKeyをバリバリにきかせたものを幾つか聴いたせいか
今聴くと購入当時ほどのインパクトは無い。しかし、爽快系の
良い曲が揃っていると思う。キラキラメロも随所にあり。
去年近所のBOOK OFFで見かけたが1年位売れないで残っていた。(笑)
この辺りの音を聴くマニアの人は、少ないのだと今更ながら痛感。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北欧メロディアス・ハード2

2009-03-15 20:12:43 | 音楽(メロディアス・ハード)
・RETURN「TO THE TOP」('87)、「ATTITUDES」('88)
「STRAIGHT DOWN THE LINE」('89)

  

自分が持っているのは、1st、2nd、3rd、5thの4枚。1番好きなのは
2nd「ATTITUDES」であるが、1st~3rdは、どれも良いなぁ。
1stのマイナー路線から、5thに向け徐々にメジャー路線化していく感じ。
1st「TO THE TOP」、2ndがHR的なハードポップであるのに対し
3rd「STRAIGHT DOWN THE LINE」でKeyがメロハー的になっている。
メロハー系のファンなら、3rdが一番美味しいかも。
5th「Ⅴ」('92)は、曲は良いが、アコースティックな曲が多めで
HR/HM的な音が減退して、自分が求める音と少し違う方向に。
全てのアルバムに共通して、曲レベルが高く、特に叙情的な曲が素晴らしい。
高い曲レベルに対して、Voがイマイチ物足りない気も・・。

・TALK OF THE TOWN「TALK OF THE TOWN」('88)



このバンドの1st。
メロディアス・ハード、ハードポップの範疇に入るのであろうが
産業的なアレンジもあって、個人的にはとても美味しい音である。
バラード好きな自分としては「LIVIN' FOR LOVIN'」「IN THE NIGHT」が最強!
全曲素晴らしく、個人的超名盤である。
今でも頻繁に聴いており、HARLOTと共に末永く聴いていくことになりそう。

・TNT「TELL NO TALES」('87)、「INTUITION」('89)

 

このバンドの3rd、4th。
4thは世間で名盤の誉れ高いアルバムであるが、最近になってようやく
良さが分かってきた。(^^; 3rdは北欧というよりHM系を聴き始めた
頃に気に入ったアルバムで、思い入れがあるアルバムである。
そのため、世間で人気の4thより3rdの方が自分の中では上になっている。
2nd「KNIGHTS OF THE NEW THUNDER」('84)が未だに聴けていないので
早く手に入れたいところ。80年代中旬が好きな自分には
2ndが実は一番合っているのではないかと密かに思っている。

・TREAT「THE PLEASURE PRINCIPLE」('86)、「DREAMHUNTER」('87)

 

このバンドの2nd、3rd。
3rdは、FATE、DA VINCI 同様キラキラ・ハードポップで、ソッチ系の音が
好きな人にはとても美味しい音。2ndは3rdよりは少し垢抜けないところも
あるかもしれないが、良い曲が揃ったハードポップ・アルバム。
3rdばかり聴いていたが、飽きてきて2ndを聴くことが多くなってきた。
4th「ORGANIZED CRIME」('89)も良さそうなのだが、未だに聴けていない。
BOOK OFFで、よく見かけたのだが、最近あまり見かけなくなったような。
2nd、3rdを再発するなら、4thもしてくれないかなぁ。

・220 VOLT「EYE TO EYE」('88)

 

このバンドの4th。左がオリジナル、右が再発時のジャケ。
名盤と言われているだけあって、叙情的なメロディアスHR系の
良い曲が並んでいる。個人的には「LOVE IS ALL YOU NEED」が最高。
1st「220 VOLT」('83)は、売ってしまったのでハッキリ覚えていないが
NWOBHMに近い感じの素朴な古っぽいマイナーHMという感じだった。
3rd「MIND OVER MUSCLE」('85)は、4thの一歩手前のメロディアスな
音を期待したが、やはり普通のマイナーHMという感じだった。
4thでいきなり化けたという印象である。

・STAGE DOLLS「COMMANDOS」('86)、「STAGE DOLLS」('88)

 

派手さの無い、どちらかと言うとハードポップとしては地味系。
最初は自分の好みでは無いと思ったのだが、曲が良いため
聴いているうちにジワジワと良くなって、今ではお気に入り。
最近再発された「COMMANDOS」は違うジャケ。

・XT「XT」('92)



このバンドの1st。
B!誌のレヴューで得点が高かったので購入したアルバム。
最初聴いた時には、それほど良いとは思わなかったのだが
聴くほどに良さが分かってきた。プログレ的なハードポップと
でも言おうか、何だか一風変わった感じがする曲調。
アルバム全体に良い曲が揃っていると思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北欧メロディアス・ハード1

2009-03-14 23:10:48 | 音楽(メロディアス・ハード)
お気に入りの北欧系メロディアス・ハードを並べてみた。

・ALIEN「ALIEN」('88)



このバンドの1st。
全編に哀愁が漂っていて、個人的にはたまらん。超名盤!!
キラキラハードポップも良いけど、そればかりでは飽きてしまうので
たまにはこの手の一本筋の通ったメロディアスHRも良い。
購入した時には、素晴らし過ぎて聴きまくった。
アメリカ進出用に出されたジャケ違いも聴いてみたいなぁ。

・DA VINCI「DA VINCI」('87)、「BACK IN BUSINESS」('89)

 

このバンドの1st、2nd。
キラキラ・ハードポップ好きには、両盤とも美味しい音満載。
最初のうちは、曲のバラツキがあるように思ったが
聴いているうちに気にならなくなってきた。
バラード好きの自分としては、1stの「TARQUINIA」
「YOUNG DESPERADO」が最高に好き。

・FATE「A MATTER OF ATTITUDE」('86)



このバンドの 2nd。
超絶キラキラ爽快ハード・ポップ。
自分の中では今のところ、キラキラ・ハード・ポップ系の最強盤。
ALIENがメロディアスHR系の一番手ならキラキラ・ハードポップ系の
一番手は間違いなく、このアルバム。これほど、ど派手にKeyをきかせた
爽快系のアルバムは、この先見つからないだろうなぁ。
4th「SCRATCH'N SNIFF」('90)も名盤と言われているようである。
最初聴いた時には、それまでの路線と全く違ったので面喰らったが
聴いているうちに、段々良くなってきている。

・GLORY「DANGER IN THIS GAME」('89)



このバンドの1st。
B!誌の名盤ガイドにも紹介されていた。
自分の中では、インパクトが少し足りない感じで
ヘヴィローテまではいかないのだが、お気に入りの域には達している。
最初から最後まで良い曲が揃っており、名盤と呼ばれるのに相応しい。

・HARLOT「ROOM WITH A VIEW」('89)



自分としては爽快系のハードポップが好きなので、このアルバムを
初めて聴いた時は、冷たい雰囲気のハードポップでイマイチな印象だった。
しかし聴き込むにつれジワジワと良さが分かってきた。良い曲が揃っていて
キーボー度も高く、今では個人的名盤にまで成長してしまった。
今でもよく聴くのは、コレと TALK OF THE TOWNの1stである。
これからも末永く聴いていくことになりそうなアルバム。

・MASQUERADE「MASQUERADE」('92)



このバンドの1st。
FATEのようにバリバリにKeyをきかせている訳では無いのだが
とても爽快な音。曲数が多いため全曲好きとまではいかないのだが
1~5曲目がとても素晴らしいので、いつも5曲を繰り返し聴いてしまう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする