洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

TAXXI

2020-06-06 14:02:00 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
TAXXI「EXPOSE」('85)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー

「英国出身ながらサンフランシスコに拠点を移して活動していた3人組による全4作のうちの4th。
ところどころにモダン/無機的なアレンジも取り入れた欧州的なポップ・ロック。
ブラッド・ギルスがゲスト参加している。」

哀愁度   ★★
爽快度   ★★★
短3度   ★★
キーボー度 ★★★
ハー度   ★★☆
産業度   ★★★☆

YOUTUBEで何曲か試聴できた。好みから少し外れているが、80年代的で結構いける。
RICK SPRINGFIELD、INXSなどロック色が強いキャッチーな音だと思った。
数年前に「TRAXX」というアルバム('87-'88年作でリリースされなかったらしい)が発掘再発された。

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CCM系 AOR

2019-10-27 17:07:22 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
CCM系の産業ロック寄りのAORアルバム。


・CHRIS EATON「VISION」('86)



どこかで聴いたような曲が多いと思ったら、それもそのはずで、この人いろいろな人に曲を提供しているらしい。
(下記の RUSS TAFFにも曲を提供している。)それだけあってどの曲もレベルが非常に高く、素晴らしい。
こんなにスキが無いアルバムも珍しい。これぞ本当の捨て曲無しの名盤!!!


・RUSS TAFF「MEDALS」('85)



2ndアルバム。とても好きなアルバムで、たまに凄く聴きたくなる。
CCM系では、MASTEDONの2nd「LOFCAUDIO」とトップを争うくらい、自分の中ではよく聴くアルバムである。
産業度が非常に高いのと、バラード系の曲が素晴らしいのが、個人的にハマる要因。
CHRIS EATONから提供された曲も良いが、それ以外も遜色ないくらい良い。
シンコーのAOR本では、1st「WALLS OF GLASS」('83)の方が大きく扱われ世間の評価は高いと思われるが
個人的には産業的な2ndが好み。


・GREG X VOLZ「THE RIVER IS RISING」('86)



1stアルバム。音のタイプとしては爽快感が少ないので
あまり好みではないのだが、曲がよく出来ていて気に入った。
何となくプログレハード系のバンドが作ったAORアルバムという感じがする。
2nd「COME OUT FIGHTING」('88)は、キラキラしたメロハー的な産業で
音のタイプとしては自分の好みど真ん中だが、曲が自分には合わなかった。
YOUTUBEで改めて聴いた感じでも凄く好きな曲もあるけど、全体的にはハマれずという感じ。


・STEVE CAMP「FIRE AND ICE」('83)、「SHAKE ME TO WAKE ME」('85)

 

STEVE CAMPは、5th「FIRE AND ICE」、7th「SHAKE ME TO WAKE ME」、8th「ONE ON ONE」('86)の3枚を聴けたが
5th、7thが産業的なAORで、自分の好み。特に7thは、CDが入手できなくてLPを購入したのだが
CDが入手できなかっただけあって、とても良いアルバムであった。85年頃の音が一番好きな自分にとって
7thは、発売年通りのいかにも80年代中旬の音の産業で曲調も好みなので、自分にとっては最高であった。
シンコーのAOR本に載っている8thは、曲が自分には合わなかった。好みの問題としか言えない。


・DAVID MEECE「7」('85)



DAVID MEECEは、「7」「CANDLE IN THE RAIN」('87)、「LEARNING TO TRUST」('89)の3枚を聴けた。
この中では「7」が産業的で一番好みであった。それでも STEVE CAMPに比べると AOR寄りという感じがする。
他の2枚は、もっとAOR寄りになっているので、自分の好みには合わなかった。
「7」だけ CDが入手できずにLPを購入。STEVE CAMPもそうだが、一番好みのアルバムが入手困難なのは残念。
産業的なアルバムは、人気が高いのか、流通量が少ないのか。

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GOWAN

2019-03-30 14:08:59 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
GOWAN「GOWAN」('82)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー

「現在も活動しているカナダのシンガーソングライターの1st。ミートローフを思わせる
 張りのあるVoによる叙情的なメロディが魅力のダイナミックで壮大なハード・ポップ。
 今日まで多数のアルバムを発表している。」

哀愁度   ★★★★
爽快度   ★★★★
短3度   ★★★☆
キーボー度 ★★★★
ハー度   ★★★
産業度   ★★★★★

B!誌のアーテスト名は、LARRY GOWANになっているが
最近では、GOWANまたは LAWRENCE GOWANが一般的に使われているのかな?

ジャケ画から泥臭いロック系の音楽なのかと思っていたが
いかにも80年代の産業ロックで、叙情的なバラード系も良い感じ。
個人的には、大当たりのアルバムであった。

2nd以降は、試聴した限りでは、産業的な軽快さが減退してエレポップ系になっている感じ。
80年代的な、そそられる曲もあるけど好みからは少し外れているかも。

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JIMMY BARNES

2019-01-26 17:14:10 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
JIMMY BARNES「JIMMY BARNES」('85)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。

B!誌のレヴュー
「幼少期に英国からオーストラリアに移住し、COLD CHISELの一員として活躍したシンガーの
 世界デビュー盤。シンプルながらフックに富んだアメリカン・タイプのロックを聴かせる。
 ジョナサン・ケインが2曲に関与。」

哀愁度   ★☆
爽快度   ★★★★
短3度   ★★★
キーボー度 ★★
ハー度   ★★★☆
産業度   ★★★★☆


「FOR THE WORKING CLASS MAN」('85)、「FREIGHT TRAIN HEART」('87)
 

1stの「BODYSWERVE」('84)からの7曲と新曲5曲を追加したものが「FOR THE WORKING CLASS MAN」。
「JIMMY BARNES」は、「FOR THE WORKING CLASS MAN」のアメリカヴァージョンで曲順を入れ替えて
「VISION」という曲が抜かれているようである。(何かややこしい。どこか間違えているかも。)

「FOR THE WORKING CLASS MAN」と「FREIGHT TRAIN HEART」を AMAZONのデジタルミュージックで試聴した。
同じ80年代にヒットした、JOHN COUGAR MELLENCAMPなどのアメリカン・ロック系で個人的には苦手なタイプ。
ただ同じ系統で大ヒットした、BRYAN ADAMS「RECKLESS」や BRUCE SPRINGSTEEN「BORN IN THE U.S.A」は
当時好きでよく聴いていた。キャッチーさ、メジャー感が、かなりあれば何とか聴けるというジャンル。

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ROBBIE PATTON

2018-12-30 13:49:21 | 音楽(AOR/メロディアス・ロック)
ROBBIE PATTON「ORDERS FROM HEADQUARTERS」('82)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー

「FLEETWOOD MACと関わりを持つイギリスのシンガー・ソングライターによる2nd(3rd?)。
 AORに近いかなり軽めのサウンドだが、湿感を帯びたポップなメロディが光っている。
 F.MACのメンバーがゲスト参加。」

哀愁度   ★★★☆
爽快度   ★★★★
短3度   ★★★★
キーボー度 ★★★★
ハー度   ★☆
産業度   ★★★★☆


「NO PROBLEM」('84)



B!誌では、2ndになっているが実際は
1st「DO YOU WANNA TONIGHT」('79)、2nd「DISTANT SHORES」('81)に続く、3rdという事らしい。
3rdと、4th「NO PROBLEM」が WOUNDED BIRD RECORDSから再発されている。

3rdは、最初の2曲が産業的な音で良い感じだが、それ以降は、いにしえ的な地味目な音。
全般に曲は良いと思うが、あまり好みの音ではない。

4thは、80年代的な産業、ポップ寄りのAORで、個人的には、こちらの方が好み。
ちょっとした叙情的な雰囲気もあって、そこも良い。最後のバラードにかなりハマった。

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