《落日菴執事の記》 会津八一の学芸の世界へ

和歌・書・東洋美術史研究と多方面に活躍した学藝人・ 会津八一(1881-1956)に関する情報等を発信。

會津八一を偲ぶ会2024

2024年12月07日 | 日記





11/23に練馬区の法融寺で會津八一を偲ぶ会2024が開かれた。
ご協力いただきました法融寺様、中村屋様、その他多くの皆様に御礼申し上げます。

日時 2024年11月23日(土・祝) 午後1時30分~4時30分 会場 法融寺     

*会次第

1. 初めに   植竹(司会進行)             

2.  ご挨拶 ご住職 那須久美子様                         

3.會津八一の声を聴く 聞き手 亀井勝一郎

《肉声で聴く昭和の証言・1953(昭和28)年3月放送》より   

4.お話

神野雄二「會津八一の篆刻について」

中村武雄 書籍・資料を贈呈してくださった方

佐藤宗達「加藤諄先生揮毫の逍遥先生旧居の跡」

植竹 「會津八一と三好達治」                                  

9.閉会の辞  横手暎央氏        


参加者は25名。


冒頭、ご住職の那須久美子様より丁重な御挨拶を賜わる。会津八一の墓の隣は、長年S家の墓だったが、事情により他寺に移転した。そのため、八一と親交あった上司海雲の墓を移転したとのことであった。ご住職のご寛容なご判断に泉下の二人もきっと喜んでいるだろう。


また世話人の伊達様のご尽力に深く感謝申し上げます。喜多上没後の本会を牽引してくださった伊達様の貢献に今更ながら感動しております。














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新潟県文人研究第27号

2024年12月07日 | 日記



このほど越佐文人研究会より、『新潟県文人研究』第27号が発行された。
八一の遺墨が多数掲載されている。

八一関連の論文のタイトルと筆者を挙げる。

會津八一書の鑑賞の試み 岡村鉄琴

◎「一人の人間」として生きるために 會津八一 大戦下の思惟 植竹雄太

詳細は後日


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小川晴暘と飛鳥園 半蔵門ミュージアム

2024年10月20日 | 日記
半蔵門ミュージアムに出かけた。

小川父子の作品がたくさん観られたのはまさに眼福だった。八一が晴暘にギリシャ彫刻の写真のバックが黒一面であることを教え、それが晴暘の写真に影響を与えたという。確かに八一は西洋から輸入された美術書をたくさん買い込んでいた。

会期は11/24日まで。
今時、入場無料とはありがたい。





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会津八一を偲ぶ会2024 【要 予約】

2024年10月10日 | 日記

〈秋艸道人 會津八一を偲ぶ会


本年も次の通り開催しますので、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますようご案内申し上げます。


*日時 20241123(土・祝日)

午後130分~430 

*会場 法融寺(練馬区関町東1416

最寄り駅(西武新宿線・上石神井駅)<o:p></o:p>

*会費2,000


参加希望の方は落日菴執事まで、お問い合わせください。






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早稲田学報No.1267

2024年10月03日 | 日記
早稲田学報の最新刊に八一の名前を見つけた。お書きになったのは薮野健先生だ。
タイトルは『安藤更生と宮川寅雄による會津八一にまつわる回想』。

会津八一がかつて住んでいた旧高田豊川町秋艸堂付近のイラストと、それにまつわる思い出をかかれている。

文中に『紫檀棚に与謝蕪村の春風馬堤曲の巻子が置かれていた』とあるが、八一が、自ら揮毫した春風馬堤曲の巻子を愛蔵していたことを指す。

良い記事で、早稲田学報を購読していてよかったと思った。









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