《落日菴執事の記》 会津八一の学芸の世界へ

和歌・書・東洋美術史研究と多方面に活躍した学藝人・ 会津八一(1881-1956)に関する情報等を発信。

秋艸48号

2019年10月03日 | 日記

9月に届いた秋艸48号を読んでいる。

 
 


 
「秋艸」(しゅうそう)は、新潟市會津八一記念館の「友の会」のような位置付けである「秋艸会」が年2回発行している会報。
 
主な掲載記事のタイトルと著者名を挙げる。(敬称略)
 
〇ふるさとの浜・夏と八一 岡村鉄琴(新潟大学教授)
〇年会費値上げのお願いについて 上村光司
〇會津八一書の逸品 企画展解説
〇富本憲吉と會津八一 企画展予告
〇「山田正平の魅力」 東京国立博物館富田部長の講演
〇「書にすがすがしさと優しさ」俳優松村雄基氏の講演
〇写真家入江泰吉夫妻が建立(法華寺八一歌碑建立の舞台裏)
〇河内の国宝秘仏と大和古寺を巡る 三浦哲
〇八一と良寛の書どちらが好き? 角田勝久(新潟大学准教授)
〇瑞泉寺艸心忌講演録 岡村鉄琴
〇岩津資雄先生に聞く秋艸道人 -私の八一体験ー 森朝男(フェリス女学院大学名誉教授)
〇法悦か、絶望かー山中高歌論争の概観ー 植竹雄太(社会福祉士)
〇忘れがたい秋艸会の思い出 田村和郎
 
著名な俳優の松村氏が、八一の書に興味を持っておられるとは驚いた。また森朝男先生が語る岩津資雄の思い出は貴重である。岩津の名著『會津八一』(おうふう)を読み返してみよう。
 
お読みになりたい方は、ファックスか郵便で秋艸会に問い合わせを。


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