綉球花*八仙花

xiu qiu hua*ba xian hua 

   ・・・ 日々の生活の中で ・・・

薯童謠(ソドンヨ)

2009-01-08 | Weblog
  趙 現宰 (チョ・ヒョンジェ)と 李 寶英 (イ・ボヨン)による韓国ドラマ 薯童謠 (ソドンヨ)が面白い。  昨年の大晦日、NHKの紅白歌合戦を見ていたが、内容が面白くないので、チャンネルをあちこちにまわしながらテレビを見ていると、韓国のドラマを放送していた。 このドラマは以前NHKで放送されて話題になった チャングムの誓い のスタッフが作った 長編時代劇 である。韓国映画はとにかく面白い。ドラマの展開が、ありえないような大胆な展開で面白いのだ。 薯童謠 とは韓国で初めて作られた四句体の郷歌で、 郷歌 とは三国時代、百済の薯童王子が、新羅第26代眞平王の時代に書いたといわれる民謡形式の歌。 このドラマは韓国でよく知られている 薯童王子 善花姫 の説話をベースに、熾烈に繰り広げられた百済の王位継承争い、国境を越えた愛、百済と新羅両国の宮廷裏面史を描いた壮大なスケールの物語である。



ぜんざい

2009-01-06 | Weblog
  ぜんざい は元は仏教語で すばらしい を意味するサンスクリット語の漢訳 善哉 である。 旧暦十月 (神在月)に 出雲 に神々が集まるのを祝って、 出雲大社 神在祭 で振舞われた 神在餅 (じんざいもち)が、訛って ぜんざい になったという。出雲弁では じんざい → ずんざい → ぜんざい と聞こえるため、それが京都に伝わり、賞賛の 善哉 と合わさったと考えられる。仏教語の 善哉 がお汁粉を意味するようになった由来は、初めて食べた 一休禅師 善哉此汁 と言ったことからとも言われる。小豆を煮て、もちを入れて食べる神在餅とぜんざいの作り方はほとんど同じで、 山陰地方 では今でも、ぜんざいを雑煮として食べる ぜんざい しるこ の区別は、 関東では餡に近く、汁気が少なくいものを ぜんざい 、汁気の多いものを しるこ と呼び、 関西では汁気の少ないものは 亀山 (かめやま)、汁気があるもののうち、つぶし餡で作ったものを ぜんざい 、漉し餡で作ったものを しるこ と呼ぶ。       語源由来辞典 参照


カラオケ

2009-01-04 | Weblog
 若い頃、 スポーツ万能 で、健康だった義母が 定期健診 で腫瘍が見つかり、肺の摘出手術を受けたのはちょうど2年前の正月だった。 幸い早期発見で、術後は順調に回復し、肺の大きさも、今では、左右ほとんど変わらないまでになっているが、大事をとって、家の中にこもることが多かった。  最新の演歌 を小声で歌っている義母に驚き、そっと尋ねてみると…ほんとは何でも上手だよ…と応えた。 義母のひそかな趣味を発見し、正月休みで帰国していた夫と相談して、義母を カラオケ に連れて行った。 一人で歌ったり、嫁姑で一緒に歌ったり、親子でデュェットしたりした。  はじめは、引っ込み思案だった義母もだんだん積極的になって、自分で選曲をして、とうとう十数曲を歌いきった。 足元をそっと覗いてみると、足で正確なリズムを刻んでいた。 音感もしっかりしていた。 義母はとても楽しそうだった。  居合わせた従兄弟たちも合流して、みんなで盛り上がった。 帰宅すると、義母は、家で留守番をしていた義父に、楽しそうに報告をしていた。 元気になった義母を見て、いい親孝行ができたと、家族で喜びを分かち合った。 今年も楽しい1年になりますように…。