軸~~~~月 見 月 「堅田浮見堂 画 広本 進画伯」
「賛 宮本一乗(大阿闍梨)」
花~~~~尾花、水引、秋海棠、
花入れ~~~背負い籠
今年のお月見は27日で遅いのですが9月になると掛けたくなるのが
このお軸なのです。 浮見堂は琵琶八景の一つで湖面に浮かぶ月は
情趣あふれ言に尽くし難くお月見の頃には立ち寄りたい所なのです。
秋風にそよぐ庭の尾花、満開の秋海棠も猛暑に耐えられた私を
喜ばせてくれます。
平水指~~~~「信楽焼 花三島」彦四郎作
茶入れ~~~~「信楽焼 肩衝」 彦四郎
仕覆~~~~~「小石畳宝尽間道」
主菓子~~~~「柚子外郎」大彌製
干菓子~~~~「青楓、さざれ石」高野屋
猛暑を乗り越え夏の行事も終えて、久しぶりのお稽古日で
元気にお目にかかれた喜びを共に一時の緊張を楽しみながらの
一椀の濃茶の美味しかったこと~~~~~~~~~~。
続いて薄茶点前でしめくくり、鮎のガラスの薄器も使い収めとして
来夏も此の薄器で楽しめる事を祈りつつ、後は四方山話に華が咲き
次回を楽しみにお終いにしました。