今週も まだまだ寒気はあるものの何処からか春の
気配を感じつつ木々を眺める朝の一時~~~~~。
お軸と重なるけれど、程よい梅の蕾を一枝 切りました。
軸~~~檣角数枝梅 凌寒獨自發 遙知不是雪 為為暗香来
読み~~ 「しょうかく 数枝の梅 寒を凌いで獨り自ら發く
遙かに是れ雪ならざることを知る 暗香と為り来る為り」
毘沙門堂 門主~~~梅山円了師 筆
時候ぴったりのお軸なんですが、 漢詩は難しくって
何度も繰り返し拝読しました。
お花~~~白梅 胡蝶侘助 (心ならずも梅を使いました)
主菓子~~~うぐいす餅 (大彌製)
干菓子~~~角 倉 (京都 月餅家)
由来~~~角倉了以が豊臣公の望みで開いた運河 高瀬川の
敷石を形どった干菓子です。
台天目のお点前で濃茶をいただき春の訪れを楽しむ
お稽古となりました。
寒さも峠を越えたとは言ふものの油断して風邪を引かないよう、
お互い気をつけて次のお稽古を楽しみにと、さようならしました。