鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

あるロックンローラーの死

2011-01-08 01:26:00 | あーだこーだ
もう何時間か一枚のCDを繰り返し聴いています、幻のロックバンドが本当に“幻”となったのです…。

廃業した酒蔵の話題にコメントを頂き、その音に再会する事が出来た、このブログで起きた
私にとって忘れられない出来事。

静岡ロックンロール組合の二人のヴォーカルの一人、シャン(敬称略)が旅立たれました。
強烈なカリスマ性で鋭利な感性が深く胸に刺さってくる、不世出のヴォーカリストでした。


お知らせを頂いた関係者様のコメントをコピペさせて頂きます。
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静岡ロックンロール組合で、ヴォーカルを担当していたシャンが、2009年11月24日に亡くなりました。
LP『永久保存盤』に於ける激唱が、当時はもちろんの事、35年経って実現したCD化で
(UKプロジェクト DCRC-0061)、世代を超えて多くの人々を魅了しました。
後年は患いがちで、自分の思うような活動が出来ないまま逝ってしまった「静岡のミック・ジャガー」
「日本一のロックンローラー」シャン。皆様も、どうか彼の冥福をお祈り下さい。
なお、残された組合員たちを中心に、何かの形で供養をするつもりです。
その際には、また改めて連絡しますので、ご理解、ご協力をお願い致します。
 2011年1月6日     静岡ロックンロール組合
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追悼【シャンのロック】静岡ロックンロール組合 作詞:渡辺国幸 作曲:鷲巣功 (歌詞はこちら)


70年代にLP盤を自主制作 静岡ロックンロール組合



  

静岡ロックンロール組合 その1


静岡ロックンロール組合 その2


「後年は患いがちで、自分の思うような活動が出来なかった」との事、
なかなか思うままにならなかった肉体から自由になった魂は、きっと今頃、
シャウトしているのではないだろうか。

♪みんな俺の名前を知らなくて ただシャンと呼ぶんだ♪

Good-bye シャン Yes Rock 'N' Roll!
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4 コメント

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Unknown (じゃすみん)
2011-01-10 18:55:11
1枚のCDを繰り返し繰り返し聴いている・・・
鉄ちゃんの哀しみがとても感じられる表現だなって思いました。
静岡ロックンロール協会。。。初めて耳に
しましたがきっとロックを愛してやまない
人たちが純粋な気持ちで音楽を聴いたり
演奏したりする会なんでしょうね。

♪みんな俺の名前を知らなくて 
ただシャンと呼ぶんだ♪

名前なんかあってもなくてもその人の存在って
すごく大きかったんだと思います。

ご冥福をお祈りします。
返信する
>じゃすみんさん (鉄肝)
2011-01-13 20:54:07
返信が遅くなってしまって、ごめんなさい(;´Д`)

まだ私が若いってより、幼かった頃に出会った時には、既に活動を終了していて、
今回再会し、新たに何かが始まるかもと、淡い期待を持っていたのですが、
今回も幻となってしまいました。

余談ですが命日の11月24日はクイーンのフレディ・マーキュリーと同じ(1991年)なんです。
私にとって忘れられない二人のヴォーカリストを想う日になりました。
返信する
シャンのロック (鷲巣 功)
2011-01-20 13:11:42
昨年11月24日、ひとりで逝ってしまった「静岡のミック・ジャガー」「日本一のロックンローラー」シャン。わたし達から深い追悼の意をこめて永遠の一曲「シャンのロック」をお届けします。ユーチューブでご覧下さいhttp://www.youtube.com/user/iyakorase
    2011年1月20日     静岡ロックンロール組合
返信する
>鷲巣功さん (鉄肝)
2011-01-20 21:26:46
鷲巣リーダー、コメントをありがとうございます。

早速、シャンさんの追悼編集版の「シャンのロック」を、
本文に埋め込ませていただきました。

この記事を切っ掛けに色々な人物から「静岡ロックンロール組合とは、
シャンとは何者ぞ」と聞かれます。
当然、幼き日?に私が聞いた伝説を織り交ぜつつ、
「静岡ロックンロール組合のシャン」を語らせて頂いています。

今まで御存じなかった方々にも静岡ロックンロール組合の音に触れて頂くのが、
供養にもなるのではないかと感じています。
返信する

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