鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

日和るか否か

2019-04-14 18:18:18 | あーだこーだ
「くっそぉ、どーすんだ、どーすんだよ俺!」
春の雨が降り出した夕方、所用からの帰り道に、見てはいけないっつーか、見たら色々アレな物を、路肩に見てしまった。

イヤな大きさの段ボール箱、生まれたての子犬や子猫が何頭か入りそう(入っていそう)な感じ、そして箱の上には
何らかのメッセージと思わしき張り紙。



通過した時に視界の端に入って来て、色々想像させられた。
「不用品の投棄?それに対して警告の張り紙?でももし子犬や子猫だったら?[優しい方へ]とかってバカが張り紙して
遺棄したとしたら…雨降ってるぞ、春とはいえ夜は寒いぞ、更に濡れてたりしたら年齢によっては命が…
だからといって猫の飼育経験無いぞ、子犬だとしても飼えないぞ、一時的に面倒見るとして里親探しどーすんだ、
遺棄だとしたら警察か?それ以後どーなるんだ?…おい俺、どーすんだ、雨に濡れてるぞ、日が沈むぞ、どーすんだ俺!」

などと、5秒ほど悩み、Uターン

ゆっくりと聞き耳をたてて近付きました、でも何も音がしていない。

張り紙を見て納得しました。



この中には、凛として生きて来て、ここで最後を迎えた野生の骸が安置されているそうです、彼(彼女)にとっては
非業の死だったかもしれません、安置場所から交通事故であったと想像したからです、
「お前の魂が安らかなることを祈る」手を合わせ、その場をあとにしました。






   
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。


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2 コメント

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Unknown (Eママ)
2019-04-21 06:18:17
お疲れ様でした。
5秒の間の心の戦いにしめつけられる思いで、ブログを読みました。

それはそれで、可哀想でしたね。
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>Eママさん (鉄肝)
2019-04-21 09:27:14
おはようございます、コメントをありがとうございます。

実際には音に気を付けて近付き、張り紙を読むまで葛藤しておりました。

愛護活動の真似事をする中で知った事の一つに、責任の持てない
愛護は第二の虐待になる場合もある、ということです。
通りすがりに覚悟を持つには、時間が足りません、
日ごろからの心構えが出来ていないと、イザって時に迷います。
消えかかっているかもしれない命を前に、迷っている暇なんて
無いはずなのにです。

自分自身のバックボーンの弱さというか、情けなさを感じた出来事でした。

フェアリーさんのふれあい会レポートで、えいしょうの元気な笑顔を見るたびに、
家じゅうで元気を貰っています、ありがとうございます。
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